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(回答先: 殺されたタクシー運転手から借金=京都で強盗容疑の元同僚−大阪府警(時事通信) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 10 日 19:02:34)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040910-00000306-yom-soci
大阪府茨木市でタクシー運転手の吉山建夫さん(62)が殺害され、売上金が奪われた強盗殺人事件で、吉山さんが殺害前のタクシー乗務中、実際とは異なる現在地を別の運転手に伝えていたことが10日、大阪府警捜査1課の茨木署捜査本部の調べでわかった。
この間、タクシー会社が位置確認のため導入している全地球測位システム(GPS)の電波が届かない営業区域外を走行していた。
前日、京都市で起きた強盗・放火事件で逮捕状が出た元同僚の男(52)の指紋が吉山さんのタクシー車内から検出されており、府警は元同僚が乗車していた可能性もあるとみて調べている。
調べでは、京都事件は1日午後2時20分ごろ発生。華道教師方に押し入った男2人組が妻を粘着テープで縛るなどし、預金通帳4冊と約20万円を奪って放火。吉山さん名義で借りられたレンタカーが走り去るのが目撃されている。
吉山さんはこの日夕に茨木市内のタクシー会社営業所に出勤し、普段通り午後7時ごろ、出庫した。GPSの分析結果などから、その直後、南西約1キロの交番付近で停車したまま「乗車」と「支払い」ボタンが繰り返し押されるなど不自然なメーター操作をした形跡があった。
吉山さんの営業区域は主に大阪府北部だったが、タクシーは、兵庫県宝塚市方面から西へ向かうなど営業区域外を約6時間走行。吉山さんの自動車電話に電話した別の運転手に「(兵庫県)西宮市内を走っている」と話した際に、別の阪神高速道路上にいたことがGPSの記録で判明した。
吉山さんは2日午前5時30分ごろに殺害されたとみられるが、運転日報に記載された「最後の客」は、その約1時間前に名神高速道路茨木インターの北西付近で乗車したとする「男2人」。タクシーの位置はGPSの記録と一致したが、大阪府警によると、実際に男2人が乗車したか確認されていないという。
(読売新聞) - 9月10日19時15分更新