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(回答先: ダイエー、ホークス売却で米コロニーと秘密契約 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 05 日 12:26:30)
プロ野球球団「福岡ダイエーホークス」本拠地の福岡ドームを所有し、球団売却先の選定にも発言権を持つ米投資会社、コロニー・キャピタルの増井利夫駐日代表は5日、「地元のことを考えてくれるなら、ソフトバンクでもいいと思う」と述べた。ホークス買収に名乗りをあげているソフトバンクが有力な売却先候補との考えを示したものとみられる。
ソフトバンクについて、増井代表は「孫正義社長は、球団を強化するためにお金をつぎ込むと言っており、地元のことを考えてくれるのなら、それでいいと思う」と述べた。ただ「まだ推薦すると決めたわけではなく、他の企業にも手を挙げてもらいたい」とも話し、現時点ではソフトバンク1社に絞らず、他の立候補を待つ姿勢も示した。
ダイエーも現在保有している球団株の8割を売却する方向で検討に入っており、早ければ来季に間に合う11月中に売却が合意される可能性もある。
今年3月にダイエーからドーム球場とホテルを購入したコロニーは、ダイエーが球団を売却する際には「コロニーの同意が必要」との契約を交わしていたとされていたが、増井代表はこの契約について「コロニーが売却先の推薦権を持つということ」と説明。コロニーが売却先の選定に大きな影響力を持つものとみられる。また、同代表はダイエー側の要望で「買収額を最低50億円以上とする企業を推薦対象する」との内容も契約に含まれていたことを明らかにした。
◇ホークスの来季 ますます不透明に
ダイエーがホークスを売却する際、その選定に強い発言権を持つとされる米投資会社コロニー・キャピタルの駐日代表が5日、ソフトバンクへの売却に初めて言及したことは、来季に向けた球団売却の動きとして注目される。
ただ、コロニーが3月に福岡ドームを購入する際、ダイエー側と結んだ契約に対し、「外資企業の球団保有を禁止した野球協約に違反する可能性がある」との指摘があり、日本プロ野球組織(NPB)が調査を続けている。問題視された場合、売却の行方にも影響を与えそうだ。
契約は複数存在し、球団がコロニー子会社と結んだ契約は、30年にわたり(1)興行権を事実上、子会社に譲渡(2)福岡ドームから移転する場合、ダイエーに900億円以上の賠償義務が生じる−−などの内容が含まれているとされる。
9月のオーナー会議でこの内容が「事実上、コロニーの球団所有」と指摘され、根来泰周コミッショナーが調査を開始。2日の同会議では継続審議となった。根来コミッショナーは「グレーともシロともいえる」との認識を示している。
さらに5日、ダイエー本社がコロニーと結んだ契約内容が一部で「秘密契約」と報道され、波紋を広げている。
コロニー側によると、契約は「コロニーが売却先の推薦権を持つ」「買収額は最低50億円以上とする」などの内容だが、球団やNPB側には契約の存在自体、知らされていない可能性が高い。
ダイエーの佐藤賢二球団代表は5日、パ理事会で「本社から連絡がないので、球団としては分からない」と釈明。また、佐々木博茂球団会長もコミッショナー事務局を訪れ「コロニーと本社の契約なので球団では分からない」と説明した。
毎日新聞 2004年11月5日 21時04分
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20041106k0000m050109000c.html