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(回答先: 日本は本当に良い国なのか? 投稿者 考察者K 日時 2004 年 11 月 03 日 20:48:23)
●そんなに早くは実現できません。なにごとも改革には犠牲がつきものです。
たとえば、関ヶ原の戦いや西南戦争、そして、大東亜戦争(ブロック経済圏VSグローバル経済圏
戦争という抵抗勢力の大胆な行動はなくなりましたが・・・
日本人個人としてでなく、欲求段階を満たすような施設が日本にあり、多くの日本人が容易にアクセスできるのか?という基準の問題とアクセスする人が多いのか?という問題。
マズローの欲求段階 http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm
{1生理的欲求,2安全の欲求,3親和の欲求,4自我の欲求,5自己実現の欲求です。」
スーパーはあるし、警察もある。銀行もある。証券会社・大学・職業訓練所・職安・精神カウンセラーもいる。
日本は欲求段階の低いものは、コストも安く高質のものが手にはいるようになりました。(過剰小売の時は、とにかく質は二の次、牛乳だろうがハムだろうが関係なし売れればいいというもと、商品を供給。これからは質もコストも安く(礼節の時代))
日本にハードはそろった、それじゃソフトは?普段からのそこへのアクセスとコストと質は??と言う問題。
日本は2段階の欲求をこなせる国になりました。
ですが、そこまでです。
他の、欲求はまだ日本では多くの人が達成不可能です。
これからは、資本家の形成と文化の習熟度というのが日本を第三の欲求を満たす国に
押し上げることでしょう。
日本にはもともと、そういう文化がありますが、イギリスのようにシェアリングする力はほとんどないといっても過言ではありません。
これから、サービス産業を通じてそれらが誕生するのですが、
いまの、日本の体制では無理です。
特に、大英博物館に象徴されるような、文化面での習熟度の広がりが日本には見られません
だからと言って、そんなものがすぐに普及するわけないのですが。
当分、日本人は最低限の欲求である人間として生きるだけという「罪悪感に」悩まされるのでしょう。
その多くの人に感じる罪悪感こそが次への欲求を満たすための原動力と言えるしょう。
(ヨーロッパ文化の歴史を見ますとこの辺を感じますね。)
なぜなら、文化というのは広がりと深さと資本の蓄積が要求されるからです。