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Kは今まで日本は結構良い国だと思っていました。
とりあえず、食べたい時に(財布の中に合わせてですが)好きな物は食べられるし
大抵の読みたい本は読めるし、休日にはゴロゴロ寝ていても何となく一日が過ごせるし
多分、他の国や昔の日本に比べて、圧倒的に自由で裕福な生活をしている気がします。
しかしです。人間は「自分だけの幸福には、すぐ飽きるのだそうです。」
人間には「自分の存在価値を問う感情」があり、「何のために自分が生まれて今ここに存在するのか?」を追い求める心があるのだそうです。
昔の武士は「畳の上で死ぬことを恥とし、ドラマティックな死を望んだ」と言います。
所謂「武士道とは死ぬことと見つけたり」です。
三島由紀夫は上記のようなことを言った後、数年後に割腹自殺で果てました。
「人間はパンのみに生きるのではない」とも言います。
例え、大きなの組織の単なる歯車であっても「そこに自分の存在価値を見いだせれば」それこそが「小さな幸福」なのかもしれません
もしも、そうならば、今の日本国民は昔に比べて物質面においては裕福であっても
精神面では不幸だとも考えられます。
「日本人は自分の幸福より、他人(仲間や家族)の幸福に喜びを感じる性質」が強いようです。
まあ、そんな理屈は置いておくとしても「年間3万5千人の自殺者」がいる国が「幸福」とは言えない気もします。
自殺の理由は様々でしょうが、おそらく日本に「生きる意味」とか「生きる喜び」を見いだすことが出来ないことは事実でしょう。
もっとも最近の増加原因の多くは「仕事の量が能力を超えてしまい責任を果たせない」事に「責任を取って」と言うことだとだと思います。
もしかしたら、日本は最低の国なのかもしれません