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(回答先: 学会員の公民権を停止せよ!なんてこと言っといて、他人の提案を「実現性ゼロ」とはよう言うわ(本文有り) 投稿者 けいこ 日時 2004 年 10 月 19 日 15:22:16)
>けいこさん。
>他者との関わりのなかで社会を作っていく、っていう政治的活動(選挙で投票するのはその一面)の局面で、
>やりたい事をやり、自由気ままに選択し、結果に頓着しないっていう方針でもって行動するなら、
>それは、大切な自由、や、民主主義、を破壊する事にしかならない、のと違いますか?
国民の“大多数”が選挙に興味がなく、いいかげんに選挙に参加していたら、仰るように自由や民主主義は破壊する可能性もあるかもしれませんね。それは充分に理解しているつもりです。
しかしそれは選挙の結果であり、大多数の意見の総和です。
つまり私は選挙の結果で自由や民主主義を崩壊しないようにしましょうねと言っているのではなく、自由で民主的な国家というのは拘束のない大多数の民意の総和により方向性が定まるものではないですか?と言っているのです。
今の日本ではまずありえないと思いますが、選挙の結果として独裁的な国家ができたとしても、それは大多数の民意を反映したものであると考えるべきなのでしょう。(ちなみに私が独裁的な国家を支持しているというわけではありません。)
また仰るように人間は社会の中で他者との関係において社会を形成しております。自由に気ままに生きることによって、他者を犠牲にすることも生じてくるでしょう。現在の社会においては自由と拘束のバランスの中で社会を形成しており、自らの自由を押し通す為に他者を犠牲にする場合に、法に基づいた拘束を受けるのも現実であります。
そういった自由と拘束のバランスの社会ではありますが、拘束よりもなるべく自由度の高い社会作りが、息苦しくない思いやりのもてる社会であると個人的には思っております。
今後とも宜しくお願いします。