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(回答先: ご意見感謝です。 投稿者 考察者K 日時 2004 年 10 月 18 日 23:14:46)
こちらこそ対話の機会をありがとうございます。
考察者Kさんが3のタイプの「馬鹿」として提示されているのを少し細分化します。
@思想集団や宗教集団等に属した信者等が組織票として盲目的に投票してしまう「馬鹿」
A現在の公職選挙法に基づいて行われた選挙において法の目を掻い潜って「おみやげ」を渡し、それを受け取って投票する「馬鹿」
ということですね。
@の「馬鹿」は投票する時にその組織に判断を委ねてしまっているということですが、それもひとつの彼の判断だと思います。彼は選挙で頭を悩ませるよりも他に楽しいことがあり、専門的なことは他人任せという人かもしれません。その組織が認めた人なら、間違いないといって彼なりのそれが選択であり、その人を排除するのは民意を反映しているとは思えません。
つまり洋服を買う時にセンスのいい奥さんに選んで買ってきてもらうような感覚でしょうか?
Aの「馬鹿」は誰が当選しようと社会がどうなろうと関係がないという人で、目先の金を重視する人なのかもしれませんね。それも一人の選挙人としての選択だと私は思います。但しここでは公職選挙法の是非について議論しているのではありません。あくまでも法を犯して投票するという人であり、みつかれば何らかの責任が生ずる?だけです。
つまり色々な人がいて、ひとつの社会が成立するわけです。なかには日本はどうなっても構わないという人もいれば真剣に日本経済を考えている人もいます。
民主主義者もいれば共産主義者もいる。法律廃止論者もいればその逆もいます。
色々なタイプの人間が投票することが、国家としての人々の総和が成り立ち、国の方向性が決まってくるのだと私は思います。
真剣に明日の日本を考える考察者Kさんの提示された考えは充分に理解しているつもりです。
皆が真剣に選挙に取り組む姿勢は必要なことかもしれませんが、それをすべての人に適用させようとし、押し付け的・強制的になる社会も、それは恐怖であると私は考えます。
民主主義を押し付けたアメリカのように……。
今後とも宜しくお願い致します。