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(回答先: 「楽天野球団」諮問委に財界大物がずらり、仙台本拠のチーム発足 [ブルームバーグ]【ナベツネも楽天派らしい】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 24 日 20:14:12)
「セパ交流戦が条件だ」、楽天がプロ野球参入を正式表明【日経BP】ほとんど楽天で決まりみたいな、、いやはや
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/333338
2004年09月24日 19時16分
会見する楽天の三木谷会長兼社長
楽天の三木谷浩史会長兼社長は、24日15時30分から都内のホテルで記者会見し、プロ野球への正式参入を申請したと発表した。本拠地は仙台。同日午前、宮城県の浅野史郎知事と会見し仙台を本拠地にした新球団構想を伝え、午後には日本プロフェッショナル野球組織(NPB)に対してパ・リーグへの加盟申請をした。
10月中旬に株式会社楽天野球団(資本金4億円、楽天の100%子会社で、代表者は楽天の三木谷氏)を設立し、10月末まで監督とヘッドコーチを確定する予定である。チーム名は年末までに決定する。選手は、オリックスと大阪近鉄の球団統合でプロテクトされなかった選手を優先的に採用し、それ以外はフリーエージェント権利獲得選手や外国人選手などで構成する計画である。
今回の発表で目を引いたのは、新球団の経営を透明化するために、財界の重鎮を集めた「経営諮問委員会(アドバイザリーボード)」を設置すること。ウシオ電機会長の牛尾治朗氏、トヨタ自動車会長の奥田碩氏をはじめ12名(別掲)。「新しい考え方を持った経営者に集まっていただいた。皆さん、ほとんど二つ返事でご承諾いただいた」(三木谷氏)という。
楽天の野球参入のねらいは、「野球ファンの年齢層は、楽天を良く知っているインターネットの若いユーザーとは違う。野球によって幅広いユーザー層に楽天をアピールすることができる。携帯電話やテレビなど、パソコン以外でのネット利用も進むと考えられる中で、野球という強いコンテンツでネットを生かしたサービスが展開できる」(三木谷氏)というもの。
また、インターネットを利用したビジネスについては、「その仕組みは楽天球団だけではなく、他の球団も利用できるような仕組みにしていく」(三木谷社長)という。例えば、試合のブロードバンド放送、オークションなどと組み合わせたグッズのネット販売、チケット販売、ファンをデータベース化しての多面的なサービスなどの機能を列挙した。既に、楽天が所有するJリーグのヴィッセル神戸のグッズの販売では、ネットでの販売が半分を占めるという。
米大リーグでは、「メジャーリーグ・ドット・コム」という大リーグ機構のWebサイトの下に各球団のWebサイトが配されるような格好になっている。楽天は、プロ野球のネットについても、仕組みを共通化することで、大リーグと同じような形でのビジネス展開を目指すものと考えられる。
三木谷氏は今後の球団経営についての説明の中で、「新球団は4年後の黒字化を目指す」としたが、「それには、セパ交流戦の実現が条件。6球団の中だけでやっていても面白くないし、ビジネス的な展開も考えにくい」(三木谷氏)と、セ・リーグとの交流戦の実現について言及した。23日のNPBと選手会の合意事項の中では、セパ交流戦については言及されていない。単なる空き枠への新規参入というよりは、野球界全体に及ぶ新しいビジネスモデル展開の意欲が感じられる会見内容であった。(田邊俊雅=nikkeibp.jp)
■経営諮問委員会(アドバイザリーボード)メンバー ※50音順
牛尾 治朗 (ウシオ電機 代表取締役会長)
宇野 康秀 (有線ブロードネットワークス 代表取締役社長)
大橋 洋治 (全日本空輸 代表取締役社長)
奥田 碩 (トヨタ自動車 取締役会長)
奥谷 禮子 (ザ・アール 代表取締役社長)
金丸 恭文 (フューチャーシステムコンサルティング 代表取締役社長)
齋藤 宏 (みずほコーポレート銀行 取締役頭取)
鈴木 茂晴 (大和證券グループ本社 取締役 代表執行役社長)
新浪 剛史 (ローソン 代表取締役社長)
西川 善文 (三井住友銀行 頭取)
羽根田 勝夫 (日本航空インターナショナル 代表取締役社長)
増田 宗昭 (カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役社長)
※その他、地元の経済人の方々には今後就任を依頼の予定。