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球界再編:根来コミッショナー単独会見詳報【毎日】6と4とか、5と5とか(笑)新規参入の審査委員会の人選もまだ臭いな
http://www.asyura2.com/0406/idletalk11/msg/150.html
投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 9 月 23 日 07:00:15:WmYnAkBebEg4M
 

(回答先: 球界再編:スト回避を最優先 根来コミッショナー単独会見【毎日】 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 9 月 23 日 06:49:29)

球界再編:根来コミッショナー単独会見詳報【毎日】6と4とか、5と5とか(笑)新規参入の審査委員会の人選もまだ臭いな
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20040923k0000m050161000c.html

 −−辞任を決意した理由は。選手会がストをすれば辞任ということだが、スト回避なら辞める必要はなくなるのでは。

 ストをやめさせるために辞任すると言ってるわけじゃない。コミッショナーは、野球協約を違反した場合に制裁をやりましょう、ということで置いている。裁判機能なんですよ。僕はあくまでも中立公正という立場なの。経営というのはあくまでもオーナー会議、実行委員会の専権事項なんですよ。それに僕は口出したわけですよ。要するに、禁断の木の実を食ったわけですよ。ストをやるか、やらんかという時に、そういうことをやるというのは越権だという風に、むしろ僕は球団側から文句が出ると思ったわけですよ。だから、球団から文句出たらどうするかという問題もあるし、その時はやはり、責任を取らないかんじゃないかという気持ちで言った。

 −−辞めないでくれと言う人もいれば、敵前逃亡と言う人もいる。

 どっちもいるよ。僕は辞めても、横から下支えする仕事をしたいなあと思っているんですよ。コミッショナーなんていうのは、手足縛られているからね。公正中立が基本だから。それで、よく皆さん指導力、指導力と言うけれども、どういう指導力を発揮していいか僕はよく分からんけどね。

 −−(今月16日に示した3項目の)根来提案をもう少し早く出していれば、(ストは)収まったのではないか。

 ああいうのはタイミングの話でねえ、早く出したら早く出したで駄目。遅すぎたという批判は甘んじて受けますけど、難しいよ。

−−巨人の渡辺恒雄前オーナーは「根来さんに影響を受けた」と話していたが。

 何の影響や?僕は話したことないよ。実行委員会とかね、オーナー会議で僕の考え方は話してますけどね。加盟料の話も早くからした。一番最初は野球協約の話ですよ。野球協約もね、実行委員会、オーナー会議で変えるという風になっているわけ。だから、それに僕が口出しするのはおかしいんだよ。だけど、僕の立場からいうと、何か紛争が起こった時に協約に照らして決めなきゃいけない。ところが、協約は極めてあいまいに出来ているわけ。だから、そういう立場で一つ野球協約をはっきりさせて下さいと。はっきりさせることは私が、まあ1年かかってでもやりますよ、という話をしたんです。野球協約を直しますというと、オーナーの権威をどうして侵すんだという議論があるわけでしょ。でも、今の野球協約はやっぱり問題がある。それは一つ、私に任せて下さいよと言って、オーナー会議でOKをもらったんだ。

 もう一つは(オリックスと近鉄が合併した後の)フランチャイズの話。いろいろ話聞いてて、内部の話やからあんまり言いたくないけど、阪神が反対してるわけだよ。フランチャイズでガタガタするほどの話じゃないしね、これはまあ、大阪と神戸ということで暫定的にした方がいいんじゃないの、という話をしたわけです。提案でもないわけ。アメリカなんかものすごい額の加盟料を取ってるんだよね。日本で60億円というのは正しいんかどうか、という話になるけど、あれが参入を阻止しているという人がいっぱいおるわけだよね。それじゃ、今まで取ったことあるのかと言ったら、取ったことない。取ったことないものは置いておく必要ないんじゃないのと。もう少し合理的にね、例えば球団が左前になって、選手が路頭に迷うなんてことがあったらいかんから、その時の保証金みたいなことで、預かった方がいいんじゃないのとなる。

 −−渡辺・前巨人オーナーは球団数が「6」と「4」になったら、巨人がパ・リーグに行ってもいい、「5」と「5」で2リーグだと。その前には1リーグだと言っていたが。

 僕は2リーグ制の野球協約で選任されたコミッショナーだから、1リーグには賛成できませんよと言っていた。1リーグになると、ここの職員も相当解雇せにゃいかん。ここを統率している者として、1リーグの推進なんか、できっこない。

 −−6月にコミッショナーと渡辺さんとロッテの浜本英輔球団社長で会食したとの情報がある。その時、1リーグの話は出ていないか。

 全然。6月ごろというのはないんじゃない。だいたい3人で飯を食ったことはない。

 −−1リーグの幻影に惑わされたということだったが、やはりこれは元々あって、どこかで立ち消えになったのか。

 7月7日のオーナー会議で、堤さんがもう一つの統合があって「4」と「6」になって、日本シリーズもできません、その時は1リーグです、お願いしますよと、こう言った訳です。その時に全く番外編で、渡辺さんが聞いたんです。パ・リーグは当然1リーグでいいという話で、セ・リーグでもいいという人が若干おったんじゃないかと思う。そこで渡辺さんは「6」対「4」なら1リーグを検討する、「8」になればもう1リーグだ、だけど「6」対「5」なら2リーグだ、こう言った訳ですよ。だから僕はそういう頭でおった。だけど僕は2リーグで何とかやれんかと考えて、三つほど(案を)考えた。交流試合を活発にやれば、実質は1リーグみたいな運営になる。

 −−その案では「6」と「4」なのか、「5」と「5」なのか。

 「5」と「5」。味噌がいろいろとある。(セ・リーグから)1チームを持ってくるという案もあるかもしれないが、僕はまたいろいろ違う案を考えていた。三つくらい考えていた。面白い案がある。今は言えないが。

 −−古田会長に対する国民の支持はすごい。NPBが選手会の力量を見誤ったというのはないか。

 ない。言いたいことはいっぱいある。立場上言えないだけ。やめたら言いますよ。若干、僕は皆さんと認識が違う。微妙な時に選手会は立派ですとも、だめですとも言えない。

 −−新規参入の審査委員会の人選は。

 腹案はある。法律家、経営者、プロ野球OB、女性。7、8人がいいんじゃないかと。

 −−選手会とNPBの交渉は、どんな決着を見ると思うか。

 来年に新規参入が実現するよう(NPBが)全力でやりますと言うしかない。あとは障壁を何とかクリアできないか、という知恵の出し合い。

 一番問題だと思うのは、選手との橋渡し役がいないことだ。だから、血と涙が通った交渉ができない。普段から接触している球団がもっと選手とコミュニケーションを取って話し合ってほしい。選手会と野球機構が向かい合ってのは、不幸な話だ。

 −−ライブドアが新規参入を申請し、楽天も24日に申請予定だ。

 野球は公共財というが、公共財なら品格が必要となる。IT産業だからだめ、ベンチャー企業だからだめということではなく、企業に対する社会的な評価は必要となる。一般的には参入する時は選手、監督が大丈夫かということにもなる。実績ある人をそろえて審査するとしたらきっちりしないと。大リーグのエクスパンションドラフト(既存球団が新球団に選手を供給する仕組み)のような仕掛けを作って各球団が合意しないと難しい。

 −−コミッショナーを辞めた後も野球界と関わるか。それとも、こりごりか。

 気持ちはこりごりやけど、やっぱり野球が好きやから。何とかプロ野球がサッカーに負けないようにやってもらいたい。仮に辞めても、ここの顧問か何かにしてもらって、野球協約とか有識者会議とかで、やれと言われれば、やる。

 −−本当に1リーグ制はない、と言えるか。

 ない、ない、ない。それはない。8チームになれば、2リーグというわけにはいかないが、「6」対「4」でも2リーグでやる方法はいっぱいある。私は当初から私見で交流試合をやった方がいいと言っていた。しかし、パは共存共栄、セは共倒れ、という思想。そこは折り合ってほしい。
毎日新聞 2004年9月23日 3時00分

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