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(回答先: 突然切り換わるわけではないので、新通貨に移行するまでに公債(民間資産)を日銀券に変えてしまえば問題ありません。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 03 日 03:00:40)
あしらさんこんにちわ。あっしらさんに登場して頂けて感激しております(あ、褒め殺しではないですよ(笑)本当にそう思ってます)。
さて、「突然切り換わるわけではないので、新通貨に移行するまでに公債(民間資産)を日銀券に変えてしまえば問題ありません。」とのことですが、政治的にこの方策が可能なのでしょうか?
あっしらさんの仰っていることもわかるのですが、誰かかがこの施策を実行しなければ
失礼ながら「絵に描いた餅」に過ぎなくなるのではないでしょうか。
例えば今の日本の経済的苦境にしたって政府(日銀)が本気で何とかしようと思えば何とかなる範囲のものだと思われます(通貨の発行権を失うまでの事ですが)。またさらに今の苦境の原因となったバブルにしても、日銀がその気になれば「窓口指導」にて非生産部門への貸し出しにストップをかけていれば発生すらしなっかたでしょう。しかし日本の現状は御覧のありさまです。政府(主に日銀)が何の対応もしなかったからです(それも意図的に)。
また、ちょっと意地の悪い論理展開をさせていただきますと、あっしらさんの予測する新型社会主義の世界でも国際金融家は国家に金を貸し利息を取る存在という事になっていますよね。となれば、”彼ら”(ほんと誰なんでしょう?)にとってもわざわざまた各国に借金をこさえさせるよりは今ある借金を利用したほうが手っ取り早くはないでしょうか(つまり、口実の一つとして利用されはしないでしょうか)。
彼らが「良し」とすれば、少なくとも今の政治状況では過去の例から見て楽観できそうにないのではと思うのです。
あっしらさん「とにかく、経済の根源的問題は、供給活動力であり、おカネではないということです。「近代」的枠組みにおける日本の将来は、政策で対応できる公的債務の多寡ではなく、産業力の優劣で決まります。おカネは経済社会の手段でしかなく目的ではないことを理解していれば、個人や個別企業はダメですが、国家当局ならおカネの問題だけなら解決することができます。(供給活動力はそうはいきません)」
ざっくばらんに言って「金は食えない」ということでしょうか。よく考えてみれば当たり前の事なのですよね。
ただ難しいなあと思うのは全体で考えれば確かにそのとうりでも個々の人たちの「現実」は決してそうではなく、「何を作るかよりも幾ら儲かるか」とならざるを得ないところです。僕自身、頭ではあっしらさんの仰る理屈も分るのですが、実生活的にはおカネの論理からは逃れられません。
もちろん、景気や財務状況を考える上ではこれらの事を留意しているだけで十分ではあるのでしょうけども。
以前のあっしらさんとのやり取りで「噛み付きたいなら遠慮なく」との事でしたので、今回は噛み付かせていただきました(笑)。ご無礼等もあったかもしれませんが、どうかご容赦ください。それでわ。