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【薬箱 その一】
キャッチ: 『読んで納得!痛快な一冊』
笑えましたーー。入門?書。
陰謀各論ア・ラ・カルト,百鬼夜行オカルト・ア・ラ・カルトといった紹介があり、ステロタイプは
一通りネタばらしされています。
分っててもハマるのが占いと「インボー」論。
大事な事は、「強迫観念の循環的に生成する輪」の中に、ドツボではまるのを避けること。
イタイ・・・もしくはイタイケな、ウブな危険のコースを、笑って外しておきましょう。
アブナくてイタイ卍固めに自らはまらないよう、最初から半分お笑い仕立てで教えてくれる親切で
「痛快な一冊」です。
「インボー」論は、はまっちゃうと距離感や認識の構成が不思議になって、強迫観念を通してしか世界が見えなくなる。
象徴と図象がぐるぐる頭の中を、メリーさんの子山羊の歌を歌いながら回りはじめる。
考えかたが現在の事実と照合されずに、陰にこもって暴走してゆく。
そうすると、こっちのほうを読む方が親切だったりする。
幻覚が見えたら精神病?
http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20021209A/
報道か、芸能あるいは芸術か、後者なら常識人にも切々通じる真実感を抑えないと、
気持はわかっても失笑しかないことがある。
ただね、悪意による操作や支配の意図が込み入っている事象について、
上記の本程度で『読んで納得!』は、ありえない。
当然ですね。
そんなに簡単に解ったら、騙されている。
それはインボーだ!インボーのインボーに絶対間違いない!
ちなみにこの本で「阿修羅」さんという方が紹介されています(笑)
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●「陰謀」大全 宝島社文庫 内容(「BOOK」データベースより)
「ユダヤ=フリーメイソンの陰謀」、「アメリカ軍の陰謀」、「CIAが私を見張っている」などなど、世に陰謀論の種は尽きない。
陰謀論者とそれを信じるものに混乱はない。つまり、陰謀を企てている奴が「悪」なのだ。
きわめて単純である。しかも、陰謀論はすたれない。
どうしてか?
人はなぜ、そんな単純な陰謀論にハマってしまうのか? ―に多角的にアプローチした、読んで納得!痛快な一冊。
目次
プロローグ 陰謀の定番―陰謀話はとまらない!
1 陰謀は進化する
(庶民派陰謀論序説―僕らはみんな、陰謀論が大好きなのだ サブリミナル効果―誰かが私たちを洗脳しようとしている ほか)
2 陰謀は繰り返す
(日本ロッジ元グランド・マスター・ロングインタビュー―ベールを脱いだ日本のフリーメーソンたち、
UFO陰謀論―アメリカ政府はUFOの事実を隠蔽している? ほか)
3 陰謀にハマった人びと
(宇野正美講演会・傍聴記―「反ユダヤ伝道師」かく語りき
謀略を暴く"国際派ジャーナリスト"―落合信彦さんの20世紀最後の"真実" ほか)
4 この世に陰謀がはびこるワケ
(「陰謀」の精神分析学―「妄想」の世界に潜む「超越的他者」
「陰謀」の民俗学―鉄筋コンクリート完全防音状態の心の小部屋=サティアン ほか)