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ここのところというか、だいぶ前から(全然ちがうやないの!)考えているんですが、もひとつよくわかりません。
小泉政権はもう落ち目という説もあるけど、それでもまだ高い支持率のようで、これはひとえにマスコミのおかげでしょう。
ではなぜマスコミが、タネはいろいろあるにもかかわらず、小泉政権を批判しないのか。これがようわからん。
ま、それがわかったからといって当面何の役にも立ちませんが。
とりあえず自分なりに考えてみました。
次のとおりです。
(1)公明党が政権に参加したから、小泉政権を批判することは公明党を批判することになる。それをやると、たとえば聖教新聞を印刷しているという毎日新聞あたりならお前とこでは印刷しないよといわれて経営上困る。しかしその手のやつを印刷してないはずの新聞やら放送局やらは関係ないが、たとえば新聞なら不買運動をされたらかなわん。あの党の母体の組織ならやりかねん。とはいえ、これの影響は経営にさしつかえるほどになるとはかぎらない。それよりも、新聞やらテレビやらに広告を出してる企業がかたっぱしから、あの新聞や放送局に広告を出したら不買運動をするぞ、などといわれたらそれらの企業は広告を出さなくなる。困りますね。倒産しかない。
(2)現政権になってから貧富の差の広がる中、マスコミの方々は結構な給料をもらってるそうで、したがって、そういうリッチな生活を約束してくれるありがたい政権である。
(3)警察発表でも政府発表でもそのまま垂れ流すのがラクである。上に書いたように今結構な生活が出来てることやし、あえて逆らうこともない。記者は特ダネをとるのが生きがいである、といった記者もいたそうだがそれは昔の話であって、今やそんなしんどいことは考えない。一時、理系の学生が現場の仕事を嫌って銀行とかに就職することが多くなった、という話も聞いたが、それと同じようなもんか。天職なんてものは考えないし、その職業における使命感なんてものもない。ほどほどに仕事をしていい給料をもらえば文句なし。
(4)子供のころに、いじめられないために多数派につく、という癖のできた人間が最近は特に多いようである。政権は選挙で多数派に選ばれた人々が作るものであるから、政権側につく。
(5)近ごろの若い人たちのあいだでは、政治の話をするとみんなひく、ということであるが、つまり改革などを考えるよりも現状を認めてその中でまわりに流されることをこころがけてる人が多い。これもまたいじめから身を守ることにもなる。
(6)世論調査などではいちばん好きな国は米国であるという人が多い。だから、ブッシュにはじめて会ったときに自分は根っからの親米派であるといっていた首相の肩を持っとくのが無難である。上の(4)と同じで、多数派につく。しかし戦後の歴代の首相もほとんど親米派であった。と思うので、これはちがうか。
(7)管理の厳しい現在の学校を優秀な成績で出てきた人たちは、管理されることで自分の優秀さが発揮されたわけだから、社会全体が管理の厳しいものになった方が自分たちにとって有利だと考える。本当に優秀な人ならそうは考えないかも知れないが、ちょっとだけ優秀で、マスコミに就職できる程度の人。だから管理されたい。全体主義にしたい。
(8)実は、すでに戦後半世紀以上たち、日本を米国の属国化することが完成した。したがって米国のカイライ政権を持つことこそ日本国民の理想となった。そして現政権は史上最高のカイライ政権である。その上理想的な非のうちどころのないカイライ政権(米国のいいなりになるだけではなく、自国民を犠牲にしてでも自らすすんで米国のために働く)になれる可能性もある。その可能性を実現するために、すなわち国民の理想を完璧に実現するために、現政権に対する批判はしない。別の政権ができてもこんなに理想に近い政権とはかぎらないので。その結果、すでにほぼ実現してるのかな?
以上思いつきでならべてみました。最初は3つぐらいのつもりが、書いてる間にどんどん増えて8つになってしまいました。すいません。
この中に正解はあるのか。もしくはもっと別な理由があるのか。
それを考えたら夜も眠れません。もちろんそのぶん昼寝はしてますが。
よろしければ皆さんのお考えをお聞きしたい次第であります。どうぞよろしく。