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(回答先: Re: できることと、できないこと 投稿者 Narongchai 日時 2004 年 11 月 09 日 04:20:35)
>Narongchaiさん そしてこのレスに全面的に賛成という ネオファイトさん
【ただ単に、成人の男が、自己責任で、自分の旅をして、あそこが終着点だっただけです。】
でよろしいのですね?
これはある意味では
【自己責任】の肯定だと思われますが良いのですか?
人間は誰でも一人では生きていけません。最低でも両親という2人の協力がなければ「この世に生まれてくる事すらできません」
親に対する責任、友人に対する責任、同僚に対する責任、仲間に対する責任、結婚していれば妻や妻の親、子供がいれば子供に対する責任、親戚縁者に対する責任・・・
人間は「成人したと言っても全てのしがらみが無くなる訳ではありません」
Kは「自己責任論」が高まる事には大きな疑問を感じています。
それは「自由化」に流そうとする。欧米追従小泉政策路線の陰謀とすら感じています。
全ての行動は「自己責任」を肯定する事を前提に「自由」であるべきである。それが欧米合理主義であり、小泉&ブッシュの民主化路線です。(この辺はKの主観です)
Kは香田さんに対して、批判するとか、名誉を傷つけようとは思っていません。ただ「肯定的な評論(それは一種の美化です)は避けてほしい」と思っています。
その評論は「自己責任論」を高める結果になるからです。
香田さんが仲間を悲しませ、親御さんを苦悩させたのは確かでしょう。その事はどのように言いつくろっても事実としての重みがあり、議論になった場合、ほぼ勝ち目はありません。
Kの考察が少しでも正しいとするならば、香田さんの悲劇は悲劇として受け入れて、そこを立脚点にして、進まなければなりません。
過去は取り戻せません、しかし、残った者はこれからも進んで行かなければならないのです。
アメリカや日本政府に大きな問題があると感じるならば、その問題点を解消する方法を考える必要があります。その意味においては「香田さんの死」を利用してはいけないと思っています。