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『思想劇画 属国日本史 幕末編』
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投稿者 エンセン 日時 2004 年 9 月 07 日 10:12:27:ieVyGVASbNhvI
 

(回答先: 第五章 解き明かされる明治維新の裏(新潮社) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 8 月 04 日 05:12:49)


著者:副島隆彦、絵:ロシナンテ青木
出版社: 早月堂書房、ISBN: 4907838220、2004年9月刊


(1)イギリス公使館焼き討ち事件(1863年)に加わっていた、高杉晋作をはじめ後の明治維新の英雄たち。

(2)イギリス公使館を襲撃した直後にイギリスの援助で留学していた、伊藤俊輔(博文)と井上聞太(馨)。

(3)経歴の怪しい伊藤博文が、後に日本国・初代総理大臣になっている。

(4)当時の海外渡航に掛かった費用は、莫大なものであった。

(5)幕末当時の留学・海外渡航組が、イギリスやオランダに旅費を工面してもらっていたこと。

(6)四国連合艦隊による下関砲撃事件(1864年)の直後の長州藩の様子。この時点で長州・下関港は外国との貿易が自由になっていた。それを利用してイギリスの、日本への影響力増大に手を貸していた長州藩の高杉晋作。

(7)坂本龍馬の伝説の正体。仲の険悪だった薩長間に同盟を成立させて徳川幕府を転覆させた本当の勢力は、イギリスである。

(8)現代でも同じことが繰り返し行われている。現代史におけるアメリカは、各国のソビエト連邦よりの政権を打ち倒すために、反政府ゲリラに武器を供給した。
幕末の奇兵隊が強かったわけではなく、外国から輸入した鉄砲・大砲の力が強かったのだ。


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