現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用10 > 485.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 何を問い掛ける冬ソナ現象 投稿者 とっぽ 日時 2004 年 8 月 18 日 15:39:46)
これは同居人の意見でもあるんですが、「冬ソナ」っていうのは少女マンガなんですね。
それも里中満智子、水野英子、わたなべまさこのような保守本流、「花とゆめ」ではなく
「フレンド、マーガレット」の世界。ストーリーはハチャメチャですからマジで論じたら話が
噛み合う訳がない。
「こんなオカマみたい奴のどこか良いんだ」と言ったばっかりに「あんたより、ずっと良いわよ!」
とバンとテーブルを叩かれてメシを作って貰えなかったオヤジが何人いることか。(笑)
しかし、これだけ非現実的な話をぬけぬけと演じて「それなり」に見せてしまうのは役者の力技で、
そういう意味でペ・ヨンジュン、チェ・ジウは大したものだと感心します。
私はこういう美男・美女じゃなく、「JSA」や「追憶の殺人」のソン・ガンホのファンで「ソン様」
と言っているんですが、(笑)今の日本の役者に例えようとすると思い浮かびません。
阪本順司監督が「追憶の殺人」を評して「黒澤の孫」と呼んだけど、確かに黒澤映画にはソン・ガンホ
の様な役者が沢山でていた。
最近の日本映画で感心したのはの「ヴァイブレータ」ですが、映画としては物凄く良くできて
いるし寺島しのぶも大したものだと思うのですが、どこか嘘寒い、救いが無い。
梨園のお嬢様に「チンコが勃っていようと、いまいとアンタはアンタだろう」とか言わせるのは
あざといなと思ってしまいます。別に救いがなくてもあざとくてもいいんですが、物凄く現実的
でありながら現実性が希薄というのは今の日本そのままではないか、やっぱり力がないなと思って
しまいます。