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(回答先: 星野氏「1リーグは危険」 久万オーナーも理解--阪神役員会 【毎日新聞】 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 7 月 15 日 09:10:43)
セ5球団で反巨同盟!阪神・野崎球団社長が“宣戦布告” (サンケイスポーツ)
セ5球団で反巨同盟!阪神・野崎球団社長が“宣戦布告”(写真提供 産経新聞社)
虎が『反巨同盟』結成! 阪神・野崎勝義球団社長(62)は15日、性急な1リーグ制移行の動きに抵抗すべく、ヤクルト、横浜、中日、広島とのセ・リーグ5球団で、巨人包囲網を敷くことを明らかにした。既に電話で各球団とは連絡済み。巨人側にも“宣戦布告”の電話を入れた。近日中に4球団を訪ねて結束を呼びかけ、26日のプロ野球実行委員会で、巨人およびパ・リーグ側と対峙する。〔写真:阪神・野崎球団社長が、セ5球団で巨人包囲網を敷くことを明らかにした〕
巨人・渡辺オーナーと、西武・堤オーナーらパ経営者による1リーグ制への動きを、止めてみせる。性急な移行に反対する西の雄・阪神が、セの他4球団と一枚岩となって、巨人&パ側に立ち向かうことを表明した。
「セの各球団と知恵を出し合い、(26日の)実行委員会で考えを出せたらな、と思います。広島、中日、横浜、ヤクルトには連絡を入れました。26日までにお話ししたい。基本的には私の方から出向こうと思います」
旗振り役に名乗りをあげたのは、野崎球団社長だった。13日に、阪神・久万オーナーに星野SDらを交えて開かれた電鉄本社全役員との報告会で「1リーグになれば各球団とも10億円は減収する」との試算が発表され「来季1リーグ制移行は性急」で固まった。14日には野崎社長が2リーグ制存続への具体策として「セ・パ交流戦」を提案。セの他球団が2リーグ制支持の構えをみせると、一夜明けてセの4球団に連絡を入れ『同盟結成』という具体的な形を示したわけ。実行委までに各球団を訪問し、一気に同盟をまとめる構えだ。
もちろん、各球団の反応も良好だった。
野崎社長から電話を受けたヤクルト・倉島常務は「26日の前に多菊社長と話し合いたいとのことだった。拒否する理由もないし、お会いになると思う」。多菊社長もその前の段階で「(パが)5球団でも交流戦でいけるんじゃないか」と語っている。
広島・松田オーナーも「2リーグ制が理想と考えているので(阪神の)提案を聞いてみたい」と身を乗り出し「日本シリーズや先日のオールスター戦の盛り上がりを見れば、2リーグ制が理想」と強調した。
中日・白井オーナーは「まだ阪神の考えが分からない」としながら「できたら2リーグがいい。つまり収入が減らない。簡単だ」と、ドル箱の巨人戦、阪神戦の試合数が減ることの危機感を、明快に説明。
横浜・峰岸球団社長も「阪神さんから電話をいただきましたが、それはオーナー(砂原TBS会長)レベルの話。横浜としては実行委で直接聞いてから判断したい」と一定の理解を示した。
阪神の狙い通り、実行委までに具体案の部分で意見を集約する下地は整っている。意を強くした野崎社長は会見後、巨人側に電話を入れ、このスタンスで押すと伝えた。“宣戦布告”である。
「実行委では交流戦の導入など、実現可能かつ現実的なものを示したい。巨人とは対立することになるかもしれないが、各球団の共存共栄のために、2リーグを維持できる制度を提起してみたい」
5球団を束ね、26日、実行委でいざ激突。巨人を追従し続けた阪神が、歴史を覆す、新たなライバル物語をつむぐ。
[ 2004年7月16日()7時0分 ]