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(回答先: ぷち熟女さんに思い切って質問したことをよかったと感じています。 投稿者 如往 日時 2004 年 7 月 08 日 06:30:24)
如往さま、
レスをありがとうございました。
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この謎は男にとって永遠に不可知と云われるものだけに、また空想に終わると判っていても、それはそれで余計に知りたいものです。男性における快感のメカニズムについてはスレの如くで大方の男性諸君は同意していただけるものと想っています。可能ならば、メカニズムに擬えて快感の実態を叙述していただければと考えています。(そんなことは、貴方のパートナーに訊いてみたら如何、と叱られそうで実は大変ビクビクしています。)
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叱る、などということはございませんが・・・(笑)。
ご質問について色々考えてはみたのですが、
あたくしにはマドオンナさまが以前書かれたこと
(http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/537.html)に
付け加えなければならないようなこともなく、
元よりセックスそのものを、自分の器官に快感をもたらすためであると言うよりは
相手からの最も親密なメッセージを身体を通して享受するためのものと捉えているため
殊更解剖学的な解説をさせていただく気持ちにはちょっとなれないでいます。
女性のエクスタシーのメカニズムは医学書などにも詳説されているようですし、
あたくし自身、一般的な説からかけ離れた感覚を得ているとは思いません。
マドオンナさまがあのご投稿をなさって下さっていて良かったです。
彼女が書かれた中で同意出来ると思う箇所を抜き書きしておきましょう
(マドオンナさま、勝手に拝借させていただいてごめんなさい)。
彼女のご投稿の中にはあたくしが違和感を感じる箇所は全くありませんでした。
『私は、相手が自分に本気で惚れているのが明白、つまり他の女性がいないとか、手近で妥協されているとかではない、深い信頼が感じられる相手ではないと決して達することはできません。』
『エクスタシーというのは自我の明け渡しのようなものだと思います』
『女性は特に生命を生む機構からして、防衛的な作りになっていますので、やればイク、という風にはなっていません。実際、私も複数の女性に目移りしたり、自分を軽くみている相手との性交でいったためしはなく(そういう相手にも、なんらかの魅力や期待を感じてつきあってはいたのですが)、ある程度先駆する快感があっても高まりきれず、感覚が分裂したようになって欲求不満に陥るのがオチ、という感じでした。』
『十分に満足している、という女性は、見栄を張っているのでなければ、やはり恋人や配偶者が彼女を裏切っていないということが傍目にも明らかな感じでした。』
『性的な快感を感じるのは乳首乳房Gスポットを含む各生殖器の部位に、それぞれ独自でしかも絡み合う感覚があり、その意味では女性特有とよく言われるマルチプルな快感(中略)というのも存在するのですが、やはり、完全に感覚が裏返って達したことをはっきり知覚させる部位の中心は、陰核(クリトリス)でしょう。その部分を通して刺激のピークが脳に伝わったとき、足から頭の芯にかけて起こる断続的な電気的痙攣とふわーっととろけるような脳内物質放出性の解放感が伝わります。』
『女性はその時射精するわけではないので、内部に向かってぎゅっと突き上げてエネルギーを内部放出するような向き』
・・・などですね。
最後の文のところでマドオンナさまはエネルギーの向きに言及されていますが、
突き上げるというだけでは全てを言い尽くせないのではないかしら、とは思います。
深く強烈なエクスタシーというものは、
感電でも惹き起こしたかのように膣全体から子宮までを貫き、
生理のサイクルを狂わせるまでの(本当なんですよ)
一種の天変地異であるかのような破壊的な激しいエネルギーを持って
女体を芯から揺さぶるのです。
同時に収縮を起こさせ、内部に侵入して来た存在を抱き竦めさせます。
射精が起こって精子が卵子に到達すれば、
卵子もまた精子を裡にいだいてつつみ込むかのようですよね。
・・・そういう反応が本能的に起こるように
女体はプログラミングされているようであるのですが、
全身を以てそこまで徹底的につつみ込もうという行為に際して
そもそもの始めから、
自分と真剣にコミュニケートしようという異性しか受容したくないという思いが
そんなに奇異に映るものなのでしょうか?
全身をかけた行為を共にする相手に、全霊をかけた情念を要求するということが?
あたくしはそれを当たり前だと思っているんですけどね。
ここまで書いて、お読みの男性諸氏に分かっていただけないなら、
もうどうしようもなさそうですね。
今のこの世にそう思う女性があたくししかいないなどということは
あり得ないと思っています。
同様に考える他の女性がたまたまそういった思いを公にしないだけの話ですよ。
そんな色々なわけで、あたくしは、以前にも何度か書いていますけれども、
セックス、即ちエクササイズであるという捉え方はしていません。
結果的にそういった作用もするであろうことに異論はありませんが、
それはあたくしにとってはあくまでも付随するものに過ぎません。
お盆までお待たせするまでもなく書ききってしまいました。
このようなことを書き散らして、
また如往さまのお気持ちを沈ませるようなことにならなければ良いのですが・・・。
多くの男性にとって不可解であろうことは重々承知いたしておりますが、
やはりそれも書いてしまわなければ伝わる望みもないことですから、
一度くらいは、と思って書いてみました。
もう付け加えるべきことは特別なさそうなのですが、
万が一、男性でいらっしゃりながら、
あたくしの書いたことに共感を覚えることが出来るという方がおられましたら
お思いのところを聞かせていただきたいものです(ステハンでも構いません)・・・。
幼少の頃からずっと、何においても
決まってマイノリティに属して来ましたので
多数派に理解されないことに慣れてはいるのですが。
愚痴っぽくなっちゃいましたね。
如往さま、ごめんなさい。
これに懲りずにまた今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた、ごきげんよう。