投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 4 月 25 日 20:47:54: ihQQ4EJsQUa/w
(回答先: 薬害エイズ：「提訴が４日遅い」と国などが和解拒否【毎日新聞】 投稿者 名無しＢ 日時 2005 年 4 月 07 日 02:20:50)
元厚生省課長、二審も有罪 薬害エイズ事件で東京高裁判決 (東京新聞)
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/713.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 25 日 18:07:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050413-00000062-mai-soci
東京高裁は１３日、薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われ、１審で無罪となり、控訴審中に認知症（痴呆）で公判停止となった元帝京大副学長、安部英（たけし）被告（８８）の弁護団による無罪判決を求める申し立てについて、「無罪にすべき明らかな場合に当たらない」との見解を発表した。裁判所がこうした見解を出すのは異例で、社会的な関心が高いと判断したためとみられる。
申し立ては、元厚生省生物製剤課長の松村明仁被告（６３）について一部無罪とした２審判決に対する検察側の上告断念を受けて１２日に行われ、松村被告の無罪との判断部分が、安部被告の起訴事実と同じ被害者であることから「安部被告の無罪は明らか」としていた。
見解は「松村被告に対する検察側主張の過失は行政官としての注意義務違反で、専門医である安部被告とは基本となる具体的事情が違う。松村被告への判決は安部被告に対する判断を左右しない」とした。さらに「松村被告の判決中には『被害者は帝京大病院の患者で、安部被告は厚生省エイズ研究班班長などとして非加熱製剤に関し一般の医師とは格段に異なる情報量を保有できたと認められ、被害者の死亡（要因）については（松村被告より）安部被告の判断が優先されるとも考えられるのではないか』との問題点が挙げられている」とも指摘。
そのうえで「無罪とすべき明らかな場合に当たらないとした公判停止決定時（０４年２月）の判断を変更する事情は現時点で見出せず、停止決定の取り消しも控訴棄却の（無罪）判決もしない」と結論付けた。
見解について、東京高検の鈴木和宏刑事部長は「安部被告の有罪を確信しており、高裁の見解は誠に適切であって当然の判断と考える」と話している。【武本光政】
◇「結論が見たい」期待と歯がゆさ 原告被害者ら
東京高裁の見解を被害者たちは一様に歓迎する一方、「結論（控訴審判決）が見たい」と病状が回復しない限り公判が再開されない現状に歯がゆさもにじませた。
東京ＨＩＶ訴訟の原告である東日本の３０代の男性は「被害者の気持ちをくみ取ってくれてうれしい」と評価した。安部被告を一般の血友病専門医と同列に位置づけたことが１審無罪の重要な根拠となったことから、「見解は大きな前進」と歓迎した。また、川田龍平さん（２９）は「（目の前で患者が死亡した）安部被告と松村被告とは違う、というのは当たり前のことだが、見解で少し救われた思いだ」と語った。
２人は「被害者としては白黒（有罪か無罪か）に決着をつけてほしい」「期待できそうなだけに結論が見たい」などとも話し、公判停止を改めて残念がった。
また、１審に証人として出廷した訴訟の原告の大平勝美さん（５６）は「公判停止が解かれたら、安部被告に責任があるとの判断が下されると思う」と期待を込めた。【小林直】
（毎日新聞） - 4月14日0時21分更新
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