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(回答先: 続・マーガリンは食べられるかたちをしたプラスチック 投稿者 てんさい(い) 日時 2005 年 4 月 17 日 13:28:19)
2003年07月12日
トランス脂肪酸
http://humpty.nih.go.jp/movabletype/weblogdediet/archives/000046.html
米国政府がFDAにトランス脂肪酸の表示を義務化するように指示したのは、2年前の
こと(日経ヘルス)だ。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングに含まれている特殊な構造の不飽
和脂肪酸のことで、心臓には飽和脂肪酸よりもよくないといわれている。
今年5月には、大手食品メーカーのKraft(クラフト)がトランス脂肪酸の表示を怠り
消費者を危険にさらしたとして訴えられている(BBC)。
そして、やっと、7月9日付けで、FDAはトランス脂肪酸の表示を義務付ける新しい
規則を発表した。
食品メーカーは、2006年1月1日までに完全に実施することを求められているが、こ
れが実行されれれば、年間600−1,200人の冠状動脈疾患と250−500人の死亡を防げ
るという。数字が妙に具体的なのがいかにもアメリカらしいが…。
コメント
オランダでトランス脂肪酸の消費量が低下したことを疫学的に証明したオーメン先
生にメールで問い合わせてもらったところ、オランダでは規制や消費者の反対運動と
いうものさえなく、業界の自主規制でマーガリンのトランス脂肪酸含有量を低下させ
たのだそうだ。おそらく一般消費者はそんな問題があることさえ知らないだろうとい
う。
摂取量の上限値を決める動きがあるのは本当だが、こういうオランダ業界のやり方
は、「狂ったトランス脂肪酸」を糾弾する健康食品サイトの方々がいうほど進歩的と
いうわけではないような気がする。
それにしても、どうしてそういうサイトの人々は自身をもって先進国では含量規制
がきちんと行われていると平然と断言するのだろう。
オーメン先生のメールの日本語訳は以下の通り:
私の論文に書いてある通り、オランダではマーガリンに含まれるトランス酸の割合
は減少しました。トランス酸の有害性を示した強力な論文(WilletやMensinkなど)
が出た後の1995年頃、
マーガリン産業はトランス酸が問題化するのを恐れ、
規制は一切なかったものの、トランス酸の含有量を自主的に減らしたのです。この動
きはメディアや消費者には知らされなかったため、消費者は未だトランス酸について
知りません。
オランダでは、他のヨーロッパ諸国と同様に、トランス酸の含有量についての表示は認められていません。
また、トランス酸に関する禁止も一切ありません。今日では、より多くの企業がトラ
ンス酸の含有量を減らした商品を開発しています。マーガリンのトランス酸含有量は
多くても1%となっています。トランス酸の摂取量は総摂取エネルギーの1.7%です。
★日本では今のところ無規制。3.5%入っている油とかあるらしい。
マーガリンは100%か?こえー。
パンやらクッキーにもマーガリン入っているらしいし。
引き続きしらべてみます。