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http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_01/g2005012202.html
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驚異の減量法、松竹巨漢社長激変25キロダイエット
“プチ断食”半年でウエスト20センチ減
年末年始の暴飲暴食でウエスト周りが気になる方も多いだろう。だが、代謝機能が
低下する中高年世代の減量はなかなか難しい。そんななか、半年余りで、実に約25キロ
もの減量に成功したのが、松竹の迫本(さこもと)淳一社長(51)。昨年5月に
社長に就任、映画界一のビッグマンといわれたボディーが、今はすっかりスリムになった。
“プチ断食”という仰天ダイエットの秘密を直撃した。
迫本氏は慶応高校時代、ハンドボールでインターハイ出場経験もあるスポーツマン。
「体育会系ですから努力しなくても健康が当たり前と長年考えていた」だが、学生時代は
72キロ(身長173センチ)だった体重は、弁護士となった後の30代後半には80キロ台に…。
その後、「40代で90キロ、松竹に入った7年前からどんどん増え、気が付いたら
100キロオーバー。ヘルスメーターの針がゼロを指すのを見て、壊れたのかと思ったほどです」
と振り返る。
玄米ダイエットなど、何度か減量に挑んだが、その度にリバウンドを経験。一昨年には、
ついに112キロにまで達し、「睡眠時無呼吸症候群で、寝る時に呼吸のための機械(CPAP)
をつけるまでになり、これはイカンと…」と改めて決意したという。
折しも、知人から石原結實氏の『家庭でできる断食養生術』(PHPエル新書)という本をもらい、
トップ就任を機に、昨年5月10日、108キロからダイエットをスタートさせた。
「6月26日に100キロを割り、11月19日に89.9キロになった。そのころ角川さん
(歴彦・角川グループ総帥)や岡田さん(裕介東映社長)、黒井さん(和男角川映画社長)と
“12月中に85キロを割るか”を賭けたんです。必死にやって年末の29日に84.6キロに。
ヘルスメーターの写真をメールで岡田さんに送りました」賭けに勝った迫本氏は、3人から、
わずかながらの「ご褒美」をゲットできるのだという。
減量の効果で、115〜120センチあったウエストは95センチまでダウン。
当然、洋服などは、すべて廃棄処分へ。
「“記念”にズボンは1本とっておきましたが、あとはすべてスーツを作り直しました」
さぞ、涙ぐましい日々かと思いきや、迫本氏は「石原さんの本にある“プチ断食”を実践しました。
朝にショウガ紅茶に黒砂糖かハチミツを入れて飲み、昼はソバに体を熱くする唐辛子を入れる−という食事。
夜は好きなもので、OKなんです」と話す。この方法で、「酒は飲まないんですが、甘いものが好き。
加えて朝からカツ丼を食べるような生活をしていましたが、空腹感が消え、無呼吸も治まり、夜も眠れる
ようになりました」と、大きな成果をあげた。
経営のスリム化を訴える企業トップは多いが、迫本氏は、自らのボディーでそれを実践したわけだ。
年頭の社内あいさつでは、その経験を踏まえ、「松竹が本格的に前に進むためにも、健康に気をつけて
がんばろう」と訴える一方、自らも「まだまだ通過点。体重は75〜80キロを目指したい。ゴルフの
スコアで100を切った後の目標と同じです」と決意を新たにしている。
ダイエットの成功に気をよくした迫本氏。知り合いの有名女優や知人に、この本を進呈しているそうだ。
【肥満とサラリーマン】
『史上最強・男のダイエット術』(生活情報センター)の著者で、肥満問題に詳しい日本体育大学
大学院の大野誠教授(医学博士)は「かつて、米国では肥満だと自己管理能力がない、とされたが、
今は肥満は遺伝子が左右する体質に問題があることが判明。それを理由に人事査定を行うことはなくなった」
と説明する。そして、「迫本氏の事例は具体的に見ないと分からない」と断ったうえで、「生活習慣病に
つながる肥満、高血糖、高血圧、高脂血−は死の四重奏といわれるもの。ビジネスマンは気をつけないと
いけないが、忙しい人が確実にやせる方法がある」と話す。
具体的には「1日の摂取熱量を1600キロカロリーに制限すること。これは糖尿病の病院食と同じで、
今は宅配のそうした献立を販売する業者が何社もある。これを2〜3週間続け、効果が出れば、最も安全な
ものといえる。食事制限は肝心の筋肉や骨を落とす危険性もあり、十分気をつけてほしい」と話している。
ZAKZAK 2005/01/22
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