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(回答先: 鳥インフルエンザH5N1型、耐熱性強まる・WHO [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 30 日 19:03:20)
世界保健機関(WHO)は29日、アヒルは鳥インフルエンザのウイルスに感染しても健康な状態を保ち、長期間ウイルスをまき散らす恐れがあるという研究成果を発表した。
WHOと協力関係にある米研究機関がまとめた報告によると、今年ベトナムで発生した、感染力の強いH5N1型ウイルスをアヒルに感染させたところ、何の症状も示さないケースがほとんどだったという。
感染したアヒルは呼吸や排せつ物を通じて17日以上もウイルスを排出し続けたが、昨年のウイルスの場合は長くても10日にとどまった。1997年に発生したウイルスの場合は気温37度で2日しかもたず、鳥インフルエンザウイルスは高温に弱いとされていたが、夏も感染が続いた今年のウイルスの場合は同じ37度で6日間ももち、耐性が強まっていることがわかった。
WHOの集計では今年1月以来、タイとベトナムで計44人が鳥インフルエンザに感染し、32人が命を落とした。 (18:38)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041030AT1G3000330102004.html