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(回答先: 社説:クマ被害 駆除より共生を目指したい [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 17 日 02:26:07)
おなかをすかせたクマに、都会のドングリを届けよう――。エサ不足でクマが人家近くに出没するケースが目立っているため、自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)は、エサとなるドングリの寄付を呼びかけている。
森山まり子会長は「駆除だけでは、貴重なクマは絶滅してしまう。ドングリを贈ることは『焼け石に水』かもしれないが、クマとの共存を考えるきっかけにして欲しい」と訴えている。
今年のエサ不足は、植林などで山に木の実を付ける樹木が減っているのに加え、相次いだ台風の被害などが原因といわれ、このままだと冬眠を前にしたクマが人間を襲う恐れがさらに高まると心配されている。
このドングリ作戦は、公園などで拾ったドングリを全国から送ってもらい、クマが本来生息する北陸などの奥山まで届けようというもの。
同協会は、奥山の保全・復元活動を行おうと7年前に設立された。これまでも兵庫県内では、奥山にドングリの実を置いてきたり、ミズナラやシバグリなど木の実をつける樹木を植えるといった活動をすすめてきた。
全国でクマの被害が目立っている今秋は、さらに福井、富山、滋賀の各県の会員や山岳会にも協力を要請。都会のドングリを受け入れ、クマのもとまで届けることになった。
問い合わせは同協会(0798・22・4190)へ。
(2004/10/17/22:37 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041017it13.htm