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(回答先: 東シナ海の中国ガス田開発、欧米の大手2社が撤退 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 30 日 00:04:43)
9月29日(ブルームバーグ):海洋油田で中国最大手の中国海洋石油(CNOOC)は29日、米ユノカルや英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェル・グループが東シナ海でのガス合弁プロジェクトから撤退を決めたことについて、2005年半ばまでに同地域でガス生産を開始するとの日程には影響を与えないとの見通しを示した。
CNOOCと中国石油化工集団、ユノカル、シェルのグループは昨年 10月、東シナ海の日本との排他的経済水域(EEZ)の境界線付近でガス田「春暁」の掘削を開始。これについて日本政府は、中国が海底地下でつながっている日本側のガスを吸い上げる可能性があるとの懸念を表明し、中国政府に抗議していた。
CNOOCが香港証券取引所に提出した資料の中で、傅成玉・会長兼最高経営責任者(CEO)は、「パートナーの変更は、進行中のプロジェクトにほとんど影響を与えない」と述べた。ユノカルとシェルは昨年8月、同プロジェクトに20%ずつを出資する契約を締結。この契約は12カ月間の評価・分析の後、最終的な投資判断を行うというものだった。CNOOCと中国石油化工集団の出資比率はそれぞれ30%。
日本の対応
ユノカル広報担当のバリー・レイン氏は米カリフォルニア州でのインタビューで、撤退は日本政府の中国側に対する抗議とは「何ら関係がない」とし、撤退は「資源分析だけを基に決められ、商業的な理由によるものだ」と語った。
日本の経済産業省・資源エネルギー庁と外務省はシェルとユノカルの撤退についてのコメントは出していない。
ユノカルは資料を発表し、同プロジェクトからの撤退で第3四半期(7−9月)に約1000万ドル(約11億円)の特別損失を計上することを明らかにした。中国石油化工集団はアジア最大の精油会社である中国石油化工(SINOPEC)の親会社。
原題:CNOOC to Develop Gas Field Without Unocal, Shell (Update1) (抜粋) {NXTW NSN I4SB7E1A1I4I http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aFVBLLOHfJZw&refer=jp_japan
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 笠原文彦 Fumihiko Kasahara fkasahara@bloomberg.net Editor:Okubo
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更新日時 : 2004/09/29 16:09 JST