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25日午後3時30分、ソウル発・釜山(プサン)行きのKTX列車。930席におよぶ座席はほとんど埋まったものの、荷物やプレゼントの包みで一杯のはずの荷物置き場は半分以上が空いている状態だった。
故郷が釜山の帰省客、チャン・ジェヨル(35)さんは、「数年前までも名節(旧正月や旧盆といった韓国伝統の民俗的な祝日)の度、客室内が乗客とプレゼントの包みで一杯になったのに、今年は皆、身ひとつで帰郷するようだ。妙な感じ」と話した。
帰省客の1人のソ・ドゥマン(33)さんは「プレゼントを準備したかったが、最近は経済事情が悪く、両親の小遣いだけを少し準備した」と話した。
続く不況により帰省の様子も変化している。故郷に帰る心は重く、手ぶらで行くか、帰郷をしない人も増えている。実際、本格的な秋夕(チュソク、韓国の旧盆)の連休が25日午後から始まるが、全国の高速道路や駅、バスターミナルも混雑ぶりが普段の週末程度にしかならなかった。
5日におよぶ秋夕の連休により、帰省客が分散したという点を勘案するとしても、予想より閑散としていたという指摘だ。
最近のある世論調査機関のアンケート調査によると、回答者の13%が就職準備や仕事のために帰省しないと答え、5.7%は経済事情のために帰郷できないと答えた。
高速道路を利用して帰省する車の量も週末と同じ程度だった。韓国道路公社側は「24日の31万台に続き、25日に高速道路を利用して帰郷した車は合わせて33万台と推定される」とし、「普段、週末に高速道路を利用する車が30万台であることを勘案すれば、少し増えた程度」と説明した。道路公社側は26日にも33万台が帰省すると見られる。
この日、合わせて4万3000人余が帰省したソウル・江南高速バスターミナルも状況は似たようなものだった。ターミナル側は秋夕の連休に備え、普段の1301便よりバスの運行を200便程度増やしたため、帰省客は切符の予約をしなくても、この日午後までもターミナルで直接バスの切符を購入することができた。
ターミナル側は「帰省客の数が週末水準であるため、待合室も込み合わなかった」と話した。
金俊起(キム・ジュンギ)記者 kjoon@chosun.com
金鳳基(キム・ボンギ)記者 knight@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/25/20040925000027.html