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今回は、結構コワーイ話です。
わけのわかんないリップルウッドを背後で操る欧米投資家のの正体は?
これを「陰謀」と呼ばずしてなんて呼ぶの?
04年9月25日(24日発行)日刊ゲンダイ 浜田和幸 連載<3>
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(本文)
リップルウッドは1995年にアメリカで設立された新興投資ファンドである。国有化されていた日本長期信用銀行の買収に名乗りをあげた時点では、大蔵省にも長銀にもその名を知るものはいなかった。そんな正体不明の投資ファンドが、自らはたった1210億円しか用意せず、日本政府から8兆円を超える公的資金を出させるという《常識はずれの取引》で長銀を買収してしまったのだ。
その後も日本コロンビアや宮崎シーガイヤの買収、新生銀行(旧長銀)の再上場、日本テレコムのソフトバンクへの売却と、立て続けに大型案件をまとめて「日本で最も成功ている企業再生ファンド」と呼ばれるようにまでなった。最近では、武富士やダイエーの再建スポンサーとしても名が聞かれる。
どうして、そんなことが可能なのか?
華々しい登場の割には、リップルウッドを背後で操る欧米投資家の実態は隠されたままである。いったい誰が当時43歳のコリンズ社長を日本に送り込んだのか。コリンズ氏は日本人の前では「日本に来て驚いた。誰もが見向きもしない道端に転がっている石ころも、磨いてみたらダイヤモンドだった。そんな夢がかなうドリームランドだ」と愛想よく語る。
《日本買収を背後で操る『殺しのプロ』 米国の大金持ちや欧州の王室》
一方、相手が日本人でないと「ネズミ捕りを仕掛けて、あとはねずみが引っかかるのを待つだけ」と露骨だ。自分の力では交渉が進まないとみるや、直ちに「援軍」を求める。援軍のことを彼は「殺しのプロ」(「ビジネス・ウィーク」01年12月10日号)と呼ぶ。
この「殺しのプロ」こそ、ハゲタカを調教し、難攻不落をとみたれた日本の金融界に大きな風穴を開け、その資産を掠め取ろうと企てた張本人なのである。彼らはマスコミの取材を一切受け付けない「秘密主義」で知られている。拙著「ハゲタカがわらった日」で詳しく解説したが、米国の大金持ち、ロックフェラーとロスチャイルド一族が唯一テーブルを共にするのもこのグループの会合で、ホステス役はオランダのベアトリクス女王という驚くべき顔ぶれである。
長銀の買収ファンドが、日本としては上場益に1円も課税できないオランダに登記された事情もこんなところにある。
このメンバーたちがリップルウッドへの初期投資4億5000万ドルを提供した。
すべては巧妙に仕組まれているのである。連中にかかれば、日本政府や金融界など素人同然である。
(つづく)
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A=B
B=C
ゆえにあA=C
三段論法程度の推論しかできない小生には、
奴らの多重・複雑な戦略、時間をかけた長期的な戦略について、まったくもって敬服いたします。
日本にも、これしきの狡猾な戦略を見破る《ベスト&ブライテスト》なエリートたちがいるはずなんやけど、どないなってんねやろ?
それとも、見破れるようなクレバーな方々おられないんでしょうか?
また、明日もがんばって打ち込みまっせ!