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(回答先: USエアが2度目の経営破たん…原油高や競争激化で [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 13 日 15:38:55)
USエア事実上破綻 米航空7位 負債9500億円、破産法申請
【ワシントン=気仙英郎】米航空大手USエアウェイズは十二日、二度目の連邦破産法一一条に基づく会社更生手続きの適用をバージニア州の連邦破産裁判所に申請した。会社側は十日、パイロット組合側に給料や手当を削減する新たな提案を行ったが、組合側が拒否。会社側は自力再建は困難と判断した。
同社は米航空七位。六月末現在の負債総額は八十七億ドル(約九千五百億円)。
同社は二〇〇二年八月に、米中枢同時テロ後の旅客減少のあおりを受けて破産法一一条の適用を申請した。
その後、〇三年四月に再建を果たしたが、原油価格高騰やサウスウエスト航空など相次ぐ低価格航空会社との競争激化で、経営が再び悪化。会社側は今年、八億ドルの人件費削減を含む計十五億ドルの経費削減方針を打ち出し、組合側と交渉を行ってきたが、両者の隔たりは大きく合意に至らなかった。
レークフィールド最高経営責任者(CEO)は、「労組交渉に失敗した。今後、資金の流出を防ぐ意味から破産法の適用申請は必要だった」との声明を発表した。
米国航空業界は、原油高騰に伴うジェット燃料の値上げで、収益率が軒並み悪化。
各社とも経費節減によって乗り切る構えだが、ユナイテッドやデルタ、ノースウエストなど大手各社も第二・四半期(四−六月)は赤字決算を余儀なくされ、デルタ航空破綻の可能性も度々報じられている。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/14bus001.htm