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2004年 09月 11日 土曜日 02:43 JST
[サンタアナ・プエブロ(米ニューメキシコ州) 10日 ロイター] 米クリーブランド地区連銀のピアナルト総裁は、インフレ圧力は弱まっているものの、米金利はより中立な水準に上昇すべき、との見解を示した。
同総裁は、金融関係者の会合で、「景気は拡大を続けており、われわれは今後も金融緩和の解除を続けることができる。そうすれば、今後は意図せずにインフレ環境を促すことはない」と語った。
また同総裁は、歴史的にみてより中立なフェデラルファンド(FF)金利の水準は3─5%程度、との見方を示した。FF金利は、今年2回の利上げで1.5%に引き上げられた。エコノミストの多くは、次回の21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、3回目の利上げがある、と予想している。
同総裁は、金利をより中立な水準に引き上げようとする米連邦準備理事会(FRB)の動きについて、「FOMCの最近の政策の方向を、良いニュースとして捉えるべきだと思う。景気が拡大している現時点では、金利上昇はより正常な経済環境への回帰を反映している」と述べた。
米経済の状況については、個人所得が伸び、消費者の住宅や耐久財に対する購入意欲は依然おう盛で、持続可能な成長の過程にあるといえる、との見解を示した。
また雇用については、やや回復に遅れがみられることを認めたうえで、8月の非農業部門の雇用者数が14万4000人増加したことや、6月と7月分が上方修正されたことについて、「緩やかながら勇気付けられる」と表現した。
さらに同総裁は、「目先の米経済は、引き続き堅調なペースで成長が続くと予想している。インフレが持続的に高まる見通しについては、春の時点よりも懸念していない」と述べた。
※原文参照番号[nN10153792]
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