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UFJホールディングス(HD)の2005年3月期連結決算の最終損益が4000億円を超える大幅赤字となる見通しになったことが、8日明らかになった。赤字は4期連続となる。10日に業務改善計画を金融庁に提出するとともに、業績の下方修正を発表する。
5月に発表した業績予想では、3300億円の黒字予想だったが、大口融資先の再建を柱とした不良債権処理の加速で、今年9月中間連結決算でも7000億円規模の赤字となる見通しに加え、下期も一定の不良債権処理費用を見積もる必要があり、2005年3月決算でも赤字は避けられないと判断した。
ただ、三菱東京フィナンシャル・グループから、今月末に最大7000億円の資本増強を受ける予定で、2005年3月末の自己資本比率は国際業務を行うのに必要な8%台は維持する見通しだ。
UFJは、今年度中の不良債権比率の半減目標の達成を目指しており、大手信販会社のアプラスや大手商社、双日などの再建策がほぼ固まっている。
(2004/9/8/14:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040908i207.htm