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「アプラス」スポンサー 英HSBCで最終調整 UFJ
UFJグループ傘下の大手信販会社アプラスの再建計画をめぐり、UFJ銀行は十八日、アプラスのスポンサーとして英大手金融グループHSBCを選定する方向で最終調整に入った。週内にも決定する見通し。アプラスはHSBCから一千億円程度の出資を受け、収益性のある信販・クレジットカード事業に絞り込み再建を図る。UFJの最重要課題である大口融資先の処理・再生の第一弾となる。
UFJとアプラスはスポンサー候補をHSBCと新生銀行に絞り込み、双方の出資額や事業計画など比較検討を続けた。関係筋によると、再建の実現性など総合的に評価した結果、HSBCの提案内容が新生銀を上回ると判断したもようだ。
HSBCは日本の個人向け取引で、プライベートバンキング業務などにとどまっていた。一方、UFJはアプラスから優良な信販・カード事業以外の不採算事業を譲り受け、不動産担保付きの貸出債権などを投資ファンドに売却し、損失処理。そのうえで金融支援を含めた新再建計画を今月中に策定する方針。
UFJグループはアプラスの発行済み株式の約四割を保有し、融資残高は約二千億円に上る。UFJは九月中間期までに大口融資先再建にメドをつけるため、アプラスを第一弾に再建作業に弾みをつけたい考えだ。
(産経新聞) - 8月19日3時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000018-san-bus_all
中国では8月5日だか6日だかに、英メガバンクHSBC系の香港上海銀行が中国本土商業銀5位行の交通銀行の株式19.9%を取得の調印式を行なった……という“事件”が起っています。
HSBCの会長であるジョン・ボンドは、そのとき「今回の投資は、HSBCグループの新たな窓口を切り開いた。我々の中国ビジネスで重要で意義深いステップだ」…と語っています。