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新生銀、昭和リースに数百億円出資方針 傘下に
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新生銀行は、りそな銀行系の大手リース会社、昭和リース(本社・東京都新宿区)に対し、年内にも数百億円を出資し、傘下に収める。新生銀は投資銀行業務、個人金融業務に加え、リース業務などのノンバンク業務を戦略事業と位置づけており、昭和リースを傘下に収めることで第三の柱に育てる。
新生銀は、今月から昭和リースの資産査定に入り、具体的な出資額を詰めたうえで、基本合意を締結する。年内にも昭和リースが実施する第三者割当増資を引き受け、筆頭株主として経営に関与する考えだ。
昭和リースは69年、協和銀行(現りそな銀行)が中心となって設立した銀行系総合リース会社で、総資産は6100億円。りそな銀の出資比率は14.5%で、昭和リースの取引先企業約4万社の半分はりそな銀と取引がある。
新生銀の出資によってりそな銀の出資比率は低下するものの、「戦略的なビジネスパートナーという位置づけは変わらない」としている。昭和リース株を保有し続けるほか、同社向けの融資も継続する。
(09/02 11:10)
http://www.asahi.com/business/update/0902/076.html
新生銀行が、りそな銀行系の大手リース会社、昭和リース(東京都新宿区)を買収する方針を決め、同社との独占交渉権を獲得していたことが2日分かった。近く覚書を締結し、出資に向けた資産査定作業に入る。年内にも数百億円規模の第三者割当増資を引き受けて、過半数を出資する筆頭株主となり、子会社として傘下に収める方針だ。
新生銀は、前身の旧日本長期信用銀行時代に系列だった日本リースが破たんし、外資系金融機関に売却された後、リース業は手掛けていない。しかし、最近の成長戦略として、ノンバンク事業を、投資銀行、個人向け金融(リテール)と並ぶ、新たな中核事業と位置づけており、リース業に再度、取り組むことを決めた。将来的には昭和リースの株式公開も目指す。
昭和リースは資本金約72億円。情報関連機器や建設機器を中心にリース事業を展開する非上場の総合リース会社。04年3月期は売上高1724億円、経常利益59億円。従業員は426人(今年4月現在)。りそなグループが14.5%を出資しており、中小企業を中心に約4万社と取引している。同グループは昨春に実質国有化されたことを受けて、本業である銀行業特化の方針を打ち出しており、本業以外の事業の売却を進めている。昭和リース株式は保有を継続するが、新生銀行の増資引き受けで、出資比率が下がり、同社への影響力は大きく低下する。【斉藤信宏】
毎日新聞 2004年9月2日 11時03分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kinyu/news/20040902k0000e020037000c.html
新生銀の昭和リース買収、格付けへの影響は限定的=S&P
2004年 09月 2日 木曜日 15:18 JST
[東京 2日 ロイター] スタンダード&プアーズ(S&P)は、新生銀行<8303.T>(BBB/安定的/A─2)が昭和リースの買収を決めたと報道されたことを受け、実現しても同行の格付けに直ちに影響を与えることはない、との見解を発表した。
S&Pは、昭和リースの買収は新生銀行の従来の買収戦略からかい離したものではなく想定の範囲内にあることや、買収が実現したとしても両社の事業規模の違いや資産の質の違いから、実質的な資本水準が大幅に低下する可能性は低いことを指摘した。
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=resultsNews&storyID=6131381