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(回答先: 『投資の徒然』 VoL.43 【2004年8月27日】(日興アセットマネジメント) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 8 月 30 日 10:38:25)
感性と理論と習慣
投資を科学し、投資に成功する。
人間が人間として幸福な生活を手に入れるために、今の日本において投資は欠かすべからざるもの。との認識を少なくともこのコラムをお読みの方は持ってらっしゃると思います。
では、人間として幸福を感じながら成長を遂げかつ豊かになる事の媒体としての「投資」を成功させるためのありかたを原点に戻って考えてみたいと思います。
人間が人間として生きる上で重要なものとして「感性」があります。
美しいものを美しいと感じる。美味しいものを美味しいと感じる。空を見て「あぁ、夏もそろそろ終わりだなぁ」と感じる。その感性が投資にも関わってきます。
債券か株か?為替は円高か円安か?株式市場は上がるのか下がるのか?
本当のことを言ってしまうとこれらの方向性を当てることは感性以外の何ものでもありません。そしてその感性を有している人間は殆どいないのが実情です。
上がりそうだ!下がりそうだ!で行動し一喜一憂しても元の木阿弥というのが実情です。
では感性を諦めて「理論」で行く。という方法があります。
様々な法則や統計を駆使した分析によって導かれた「理論」に当てはめて為替や株の方向性を「知って」投資を行なうものですが、実際問題としてこれも「上手く行った」というのを聞いたことはありません。
結局、投資の成功に一番大切なのは「習慣」であるということです。
簡単に言うと「続ける」ということです。
「分散して買いつづける習慣」が要諦であり、王道です。
感性は磨く努力で人生の彩りを華やかなものにし人生を楽しませてくれます。
理論を勉強することは探究心を養い、勉強や努力という人間の成長にかけがえのない行動をもたらしてくれる人間にとって極めて大切なものであることは疑いの無いことです。
しかし、誤解を恐れずにここで断言しますが、投資には「感性」や「理論」は不要であり、もっと激しく言ってしまえば百害あって一利無し。であるということです。
投資の成功をもたらすのは何よりも「不断の習慣」であるということなのです。
稀な成功よりも着実な成功を手にするには習慣ほど近道はないのです。
http://www.nikko-am.co.jp/fund/rikigaku/column/note040827.html