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(回答先: 【韓国経済】「6つの悪材料」に企業は悲鳴 [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 8 月 07 日 02:01:57)
カネの価値が日増しに低下している。最も大きな原因は金利の下落と物価上昇だ。
まず、金利の場合、銀行金利から利子所得税(16.5%)と物価上昇率を除いた実質金利が2年連続マイナスとなった。定期預金の金利(新規の取り扱い額基準)は今年6月現在で年3.81%と、通貨危機直後の1998年(年13.39%)の4分の1まで落ち込んだ。
一方、物価は昨年1年間で3.6%(消費者物価指数)上昇し、今年も同水準で上昇するものと予想される。よって、定期預金の名目利子率から税金と消費者物価の上昇率を引いた実質金利はマイナス0.42%となる。
1億ウォンを銀行に預けた場合、カネを儲けるどころか42万ウォン損する計算だ。
物価上昇は項目によって差はあるものの、とりわけ不動産価格が暴騰した。2000年当時に1億ウォンあれば、ソウル・江北(カンブク)の30坪台のマンション、ヨンピョンの別荘タイプのコンドミニアム(17坪)、首都圏のゴルフ場会員権(ニューソウル)などが購入できた。
しかし、今は同じ金額でソウル・江北の一部17坪のマンションしか買えない。コンドミニアムとゴルフ場の会員権を買うにはさらに1億ウォンが必要だ。
生活費もかなり上昇した。統計庁によると、第1四半期の家計支出は月244万3699ウォンで、2000年に比べ28%上昇した。4年前は1億ウォンで52世帯が1か月間暮らすことができたが、今では41世帯分の生活費でしかない。
専門家は、この先も低金利が続くため利子所得だけで老後に備えるのは難しい、と分析している。
朝興(チョフン)銀行のソ・チュンス在テクチーム長は「韓国経済が長期低成長時代に突入したため、この先も低金利基調に大きな変化はないはず」とし、「利子所得に頼って生活するのが難しくなっただけに、この先は老後も仕事をする方が賢明」と話した。
朴宗世(パク・ジョンセ)記者 jspark@chosun.com
羅志弘(ナ・ジホン)記者 willy@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/06/20040806000096.html