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UFJ銀:不良債権隠し飛ばしの疑い 検査忌避の動機に [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/1139.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 07 日 03:28:05:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: UFJ銀行を本格捜査へ 検査忌避で東京地検 [産経新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 06 日 02:15:59)


 UFJ銀行が金融庁の検査を妨害したとされる問題で、同行は経営が悪化している大口融資先の持つ不動産を時価より高く同行の関係会社に買い取らせるなどして、不良債権を少なく見せかけていた疑いのあることが関係者の話で分かった。いわゆる「飛ばし」と呼ばれる手法で、破たんした旧日本長期信用銀行などでも同様の不正が行われていた。東京地検特捜部は、UFJによる銀行法違反(検査忌避)はこうした不良債権隠しの発覚を免れるのが目的だったとみている模様だ。

 関係者によると、UFJは、立ち入り検査に入った金融庁から今年2月、不良債権を適正に処理するために04年3月期決算で引当金などを約2700億円積み増すよう求められた。この中で金融庁は、同行が意図的に不良債権を少なく見せかけるため、親密な関係にある不動産会社に融資したうえ、その不動産会社に、経営状況が悪化した大口融資先の保有する不動産を時価より高く買い取らせていた疑いがあると指摘した。

 大口融資先が保有し、時価評価が購入時より大幅に下がった不動産は、そのままでは不良債権となる。しかし、別の会社に購入時の価格で新たに買い取らせて利息分の支払いを受ければ、大口融資先から帳簿上の不良債権を消すことができる。これは「飛ばし」と呼ばれ、旧長銀や旧日本債券信用銀行などバブル経済崩壊後の不良債権処理に困った金融機関でしばしば行われていた。

 また、当時は金融庁が公的資金の投注入を受けた金融機関を対象に定めた「3割ルール」により、最終利益目標が2期以上連続して3割以上下回った場合、経営陣の退任を求められる状況だった。UFJが不良債権をそのまま計上すれば経営トップの退任は避けられず、特捜部はこうした事情が検査忌避の背景にあったとみて調べを進める。

 UFJの関係者は「金融庁から不動産取引をめぐって不適切な取引があるとの指摘はあったが、同庁の指導を受け、既に改善している」と説明している。

毎日新聞 2004年10月7日 3時00分

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kinyu/news/20041007k0000m040148000c.html

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