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(回答先: デジタルハリウッド大学院 院生は「顧客」、教員を逆評価 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 10 月 04 日 06:02:01)
次世代DVD「ブルーレイ」普及へ新組織 フォックス参加で囲い込み本格化
コンテンツ会社「HD DVD」と両にらみ
ソニーや松下電器産業など十三社が提唱する次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク」の普及を目指す新組織が四日発足し、幹部会の新メンバーに米映画大手の20世紀フォックスが参画した。対抗する東芝、NECの「HD DVD」陣営が来春の発足を目指す普及組織には、大手レコード会社のエイベックスやポニーキャニオンなど約四十社が参加する方向。両陣営によるコンテンツ(情報の中身)会社の囲い込みが本格化してきた。(小島清利)
都内で同日開かれた新組織「ブルーレイ・ディスク・アソシエーション」の初会合では、ソニーの西谷清常務が「フォックスの参加は規格推進へ向け大きな一歩となる」と自信を示した。
フォックスは「タイタニック」や「スターウォーズ」などの人気映画の権利を持つ。ブルーレイ陣営は同社に米ソニー・ピクチャーズと、ソニー・グループが買収を決めた米メトロ・ゴールドウィーン・メイヤー(MGM)を加えると、規格決定を左右するとされるハリウッド業界の四分の一(興行収入ベース)を取り込んだ格好だ。
フォックスは、大手電機メーカーや米コンピューターメーカーで構成する新組織の幹部会(計十四社)に参加し、規格策定にあたってハリウッド側の要望を伝える。このほかにも、技術会員や一般会員にキヤノンやリコーなどが名を連ねており、新組織のメンバーは七十三社となった。
これに対し、東芝陣営は九月末、普及組織「HD DVDプロモーショングループ」を来春発足させると発表。二週間で約四十社が参加の意向を表明したという。
ただ、コンテンツ会社を自陣に取り込むことが、“標準規格争い”の決め手となるわけではなさそうだ。フォックスグループの技術担当スペシャルアドバイザーであるマイケル・オニール氏は「まだ、(ブルーレイで)ソフトを出すと決めたわけではない」と態度を鮮明にしなかった。
HD DVDでのソフト発売計画を公表していたポニーキャニオンが今回、ブルーレイ陣営にも参画したほか、角川映画も「どちらの陣営ともお付き合いする方針」とするなど、両にらみのコンテンツ会社は多い。
両陣営は、五日からの「シーテックジャパン2004」でも展示ブースを開設する。映画ソフトが再生できる次世代機の市場投入は来年末ごろとされており、PR合戦は当分続きそうだ。
◇
≪次世代DVD≫使用するレーザーを赤色から青色に変え、記録容量を大幅に高めた光ディスク。ハイビジョン放送の長時間録画も可能になる。ブルーレイは記録面の多層化により、容量を高めやすいのが特徴。HD DVDは現行のDVDと構造が似ているため、既存設備を利用しコストダウンが容易になる。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/05kei003.htm