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(回答先: 来年度の消費者物価指数、小幅プラス転換か…日銀展望 [読売新聞]【輸出の増加が続かなければ無理】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 02 日 15:52:28)
新日本製鉄など鉄鋼大手が、トヨタ自動車など大手自動車メーカーと、10月出荷分から自動車用鋼板を値上げすることで大筋合意したことが1日、明らかになった。
値上げ幅は5―10%で詰めており、月内にも決着する見通しだ。造船向け厚板鋼板についても、1トン当たり5000―7000円、10―20%値上げすることで造船会社と最終合意した。値上げは、鋼材製造に用いる鉄鉱石や石炭の価格が、中国での需要拡大などにより、前年比2―3割値上がりしているためだ。
電機・家電向け表面処理鋼板など薄板鋼板について、すでに1トン当たり平均7000円前後、10%程度の値上げで決着している。鉄鋼大手は、今年4月にも各業界向けに値上げを決めており、異例ともいえる年度内2度目の鋼材値上げが主要業界でほぼ決着したことになる。
ただ、競争の激しい自動車業界などは、消費者の購入価格となる最終製品への価格転嫁は難しく、メーカーの収益を圧迫する要因となりそうだ。
鋼材原料の需給ひっ迫は当面続く見通しで、今後さらに価格が高騰するとの見方もある。このため、新日鉄などは、2005年度出荷分についても、近く造船会社と再値上げ交渉に入る見通しだ。
(2004/10/2/03:11 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041002ib01.htm