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(回答先: 文明の終わりーその1例 投稿者 baka 日時 2004 年 12 月 05 日 17:10:00)
bakaさん、デラシネさん、こんばんは。
メンタリティについては、皆さんのご意見・ご感想に加えることは特にありません。ただ、bakaさんご指摘の燃料電池についてコメントさせていただきます。
bakaさんのコメント:
水素を燃料とする燃料電池車がもてはやされていますが、水素を一体どうやって作るかという議論は、ほとんどありません。今現在は、石油から水素を取り出すしかないので、車がCO2を出さないというだけで、石油消費社会は変りません。
は全く正鵠を得たものです。そもそも燃料電池は、その名の通り「電池=蓄電装置(しかも高価・低効率)」であり、エネルギー供給装置ではありません。技術としては面白いと思いますが、燃料電池は本質的に、環境問題=エネルギー問題に何ら資するものではありません。
私は上のスレッドで(偉そうにも)、「1年単位、もしかすると数日単位の目先のことしか考えられない、あるいは考える気がない」という人間像を語りましたが、こうした近視眼的人間なら、「商品、あるいはその部品単位の「部分」のことしか考えられない、あるいは考える気がない」かもしれません。とすると、「燃料電池が環境問題に役立つ」という論が流通していることも、こうした人間が、社会の多数派になっていることを現しているのかもしれません。