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(回答先: 良い考察ですね。8割方同意したいくらいですが・・・ でも、やっぱり、間違っていますかね 投稿者 考察者K 日時 2004 年 11 月 12 日 22:50:17)
> 大東亜戦争は愚かな行為だったが、日本にとっては仕方がない戦争であった。その後、日本が生き残る為の「必要悪的な要素が濃い戦争だった」あたりが落としどころでしょう。
本当は戦時中の人がみんな戦争を支持していた訳ではありません。「仕方がない?その立場はおかしいんじゃないか?」という疑問が終戦直前に吉田茂が逮捕されるまでの間に何回も提起されたことは事実でしょう。戦争に反対したのは、狭い意味でのサヨクだけではなく、生活が苦しい貧困層からかなり上の支配層までが、社会主義者から自由貿易の信奉者までが田中内閣以後の単独主義の暴走には疑問を持っていたのではないでしょうか?
それは太平洋戦争勃発の翌年の1942年の翼賛選挙で非推薦候補85人が当選しました。戦時中が単純に戦争一色であったというのは、まさにちょっと違う。国家総動員法強硬可決では、国会のガラスが割れる乱闘騒ぎがありました。斉藤議員の反軍演説の後ろに貧困層から支配層の一部までどれだけ広範囲な層の願いが入っていたかという事ですね。私の場合、とにかくあの戦争を「生き残るために仕方がない」という立場を潔しとしないが故に、その立場に一矢報いる、一つの疑問を投げかけるためにこそ阿修羅は存在すると思ってます。あの戦争を全肯定してしまったら、もはや私に反対すべきものはない、ここに来る意味がないくらいに思ってます。
昭和ファシズムといわれる時代ですら、公然と反対批判意見が述べられていた事を誇りに思います。日本の議会には誇れる歴史がある。
「山宣一人孤塁を守る!しかし、私は寂しくない。皆さんがついてるからだ!」拍手