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(回答先: 近世、世界史上人類解放の三つの革命があった。「産業革命」と「フランス革命」と「大東亜戦争」である 投稿者 TORA 日時 2004 年 11 月 09 日 16:00:01)
>TORAさん
ちょっと読んで感動してしまいました。できればKが書きたかった様なご意見です。(もっとも、Kではこれほどの立派なご意見にはなりませんが)
Kは「大東亜戦争は人類史における革命の一つだった」というご意見には、考察方法としては、かなり気に入っています。
でも、やっぱり違っているでしょうね。
「大東亜戦争」が「結果論としてアジアの植民地解放になった事は事実でしょう」
しかし、それはあくまで結果論です。多分、もし仮に「日本が勝っていたら、アジアの解放は無かった気がします。」
結果論として解放になったのは「当時において植民地を必要しなかったアメリカが勝利した」からでしょう。
当時「植民地を必要としていた日本が勝っていたら、第2、第3の満州国が生まれていた可能性は高い」とKは思います。
現在、自己批判的に「かって日本は世界の恥のような国だった」的考えに振れすぎている気もするので「考察法」として「考え方の提示」と言う意味合いでは好きな考え方ですが
・・・
どのような考察においても暴力の肯定は細心の注意が必要です。
日本には多分、相当数の人が「有色人種の解放」という考えも持っていたでしょうが、それよりも圧倒的に多数の人は「日本の富国強兵」を最優先にしていたでしょう。「結果論として実現した有色人種やアジア各国の解放は『聞こえの良い宣伝文句』だった気がします。」
必要以上に自国を卑下する事は間違っていますが、大東亜戦争が正義の戦争だったまで行くとチョットとも思います・・・。
なんにしても、戦闘行為を美化してはいけないでしょう。とは言っても、追いつめられれば誰でも牙を抜きます。第2次世界大戦は「アメリカの謀略に乗ってしまった日本のギリギリの決断であり、他には手段がなかった」とも思います。
大東亜戦争は愚かな行為だったが、日本にとっては仕方がない戦争であった。その後、日本が生き残る為の「必要悪的な要素が濃い戦争だった」あたりが落としどころでしょう。