現在地 HOME > 掲示板 > 議論19 > 644.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re:フニャコさん、 レスありがとうございます 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2004 年 11 月 09 日 17:15:11)
地下鉄車内で女子高生(当時18歳)に痴漢行為をしたとして大阪府迷惑防止条例違反の罪に問われた奈良県内の男性会社員(35)に対し、大阪高裁は9日、懲役4月、執行猶予5年とした1審・大阪地裁判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。滝川義道裁判長は「被害者の証言は何度も変わるなど信用性に疑問がある」と述べた。男性は捜査段階から一貫して否認したが、約4カ月半拘置された。
判決によると、男性は03年1月27日午後7時半ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅−心斎橋駅間を走行中の車内で、女性の背後からひざを両足の間に割り込ませたなどとして現行犯逮捕され、起訴された。
1審判決は、女性の証言を「具体的で生々しく、不合理な点はない」と判断したが、滝川裁判長は「男性を見た時の記憶や車内での体の向きなどが公判段階で不自然に変遷している」と信用性を否定。「別の男性がいた可能性も否定できない」と指摘した。
男性は判決後に会見し、「警察は一方的に犯人と決め付け、『認めれば帰してやる』の一点張り。全く言い分を聞いてもらえなかった」と怒りをあらわにした。4カ月半に及ぶ拘置について「家族らの支えで頑張ることができた。同じ目に遭い、罪を認めてしまう人もいるのでは」と話した。
長野真一郎弁護士は「男性のズボンの繊維片を調べないなど捜査は極めてずさん。冤罪(えんざい)をなくすためにも、警察は痴漢捜査に必要な態勢と費用をかけるべきだ」と語った。【一色昭宏】
▽中尾巧・大阪高検次席検事の話 予想外の判決だ。内容を精査した上で適切に対応したい。
毎日新聞 2004年11月9日 22時51分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041110k0000m040133000c.html