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(回答先: 全く同感。その上で思うこと。 投稿者 レモンT 日時 2004 年 10 月 21 日 22:39:53)
台風被害の本質のご説明については私も同感です。
森林伐採は、木の実・キノコ等の減少や、魚介類に対しての影響、二酸化炭素の増加による温暖化、地下水が枯れて地表が砂漠化することによる水不足、等々の諸問題を引き起こしております。
原生林は一度伐採すると、同じ機能を保つ木が成長する為には数百年の年月が必要ですが、環境保全が叫ばれる現在でも、ものすごい勢いで森林伐採は行われております。
日本は確かにレモンTさんのご意見のように世界的脅威に対して有効なカードを持っております。
日本は国土面積の7割近くを森林が占める世界有数の森林国です。しかし同時に木材輸入は米国・中国に次いで第3位の木材消費国でもあります。そして日本の木材の自給率はたったの18%程度なのです。
森林伐採の原因とされる要因のひとつに食料難がありますが、地球はなぜ食糧難なのでしょうか? 世界的人口増加のみが、その原因なのでしょうか。
地球にはすべての人間に行き渡るほどの食料は、なぜないのでしょうか。
私は充分に行き渡るほどの食料はあると思います。
廃棄するほど有り余るほどの食料などの資源を蓄積しながら、足りない足りないとさらにそれらの資源をかき集める国が存在するからではないでしょうか。
先進国が蓄積・独占することにより生じる摩擦が、世界的な食糧難等を引き起こし、さらにそれらをもっと独占せざるを得ない状況を作っているのではないでしょうか。
蓄積することや奪いあうことを重視し、分かち合うということを疎かにすることで、地球全体のバランスが乱れているような気がします。
日本は有効なカードを持っているかもしれませんが、本質的には、少しの間、他国より優越感に満たされるだけかもしれません。
「我が国は世界破滅を助長しておりますが、ご安心下さい。我々は他国より、少しだけ生き長らえることができますから」と・・・。