★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 議論19 > 536.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
集団自殺とフリーターの激増は小泉・竹中内閣の責任 アメリカ金融勢力に乗っ取られた日本経済の行方は?
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/536.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 10 月 13 日 14:10:24:CP1Vgnax47n1s
 

(回答先: 東京裁判が国際法を骨抜きにした。日中戦争でゲリラ戦の違法性を問わなかった米国がベトナムやイラクでの因果応報 投稿者 TORA 日時 2004 年 10 月 12 日 13:57:28)

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu80.htm

--------------------------------------------------------------------------------
集団自殺とフリーターの激増は小泉・竹中内閣の責任
アメリカ金融勢力に乗っ取られた日本経済の行方は?

2004年10月13日 水曜日

◆就職、進学などで悩み 埼玉で集団自殺の男女
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000022-kyodo-soci

埼玉県皆野町で男女7人が自殺した事件で、身元が判明した5人の最近の様子が13日、秩父署の調べで分かった。就職などで悩みを抱えていた人が多く、同署が詳しい経緯を捜査している。
 調べでは、佐賀市の無職女性(20)は高校卒業後、定職がなく悩んでいた。自宅で長時間インターネットに浸る生活で、約1カ月前、自殺をテーマにしたサイトをのぞいているのを母親(53)が見ていた。「メル友に会う」と9日朝、家を出たまま行方不明になった。
 埼玉県所沢市の無職男性(20)も定職に就いていないことを悩み、北海道に住む両親に相談していたという。10日朝、同居の弟(19)に「今日も帰らない」と電話したのが最後だった。
 大阪府東大阪市のアルバイト男性(20)は、2年続けて大学受験に失敗。父親は秩父署員に「4月から様子が変だった」と打ち明けた。
(共同通信) - 10月13日6時28分更新

◆第四の国難 日本崩壊の地鳴りが聞こえる 前野徹(著)
http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=30833859&introd_id=Xmo46Wk9o364989ki81Gi1X56WGX3A6o&pg_from=u

◆アメリカ金融勢力に乗っ取られた日本経済 なわふみひと
http://webclub.kcom.ne.jp/mc/kuroki/bookstand-maeno.html

●アメリカ追随政治、アメリカ制定憲法によって、今や日本経済はアメリカ金融勢力に半分乗っ取られている。
 国際未来科学研究所の浜田和幸さんの調べでは、「2001年年頭の時点で、日本企業を買収対象とするファンドや金融機関は25を超えている」、「日本市場に上場され株式公開されている企業のうち、外国人の持ち株比率が25%を超える企業は100社近くあり、その数は年々増えている。東京市場では、売買高の50%以上を外国人投資家が占めているありさまで、まさしく、外国人投資家に生殺与奪の権を握られている日本企業が多くなっている」(『乗っ取られる大国・日本』祥伝社刊)

◆道義が地に堕ちたニッポンの惨状

●フリーターが激増している。(中略)フリーターにははっきりした定義はないが、労働白書では「パートでアルバイトをする学生ではない人々、女性は未婚」といった条件をつけている。その数はこの17年間で実に3倍に膨れあがり、1997年の時点で155万人に達し、現在は200万人に迫っており、将来も増え続けていくだろうと分析されている。
 なぜフリーターがこれほどものすごい勢いで増え続けているのか。若者に蔓延している無気力、無目的の人生行き当たりばったりの人生観のせいである。
 働くことに意義を見出せず、いったい何のために生きているのかもわからない。かといって、戦後豊かになった日本の家庭で育った彼らは、物質的には学生の頃から恵まれていて、せっぱ詰まった生活環境にはない。だったら、その日さえしのいで、楽しく暮らせればいいではないか、と考える若者が増えている。
 では、どうしてこのような働く意欲もなく人生の目的も持ちえない若者が量産されているのかといえば、戦後の日本社会に原因があると指摘する識者が少なくない。
 戦後の進歩派と称する知識人や文化人は、自立した人間を育成するのだと主張し、国の意識や国としての独立、尊厳を顧みず、ひたすら個人の権利を尊重する方向に突き進んできた。その結果、わがままで他人への依存心が強い若者が続々と生まれ、皮肉なことに、自立どころか生きる気力すら持てない屍のような若者が街にあふれている。

●戦後の官僚政治家たちが、GHQの占領政策に身をゆだね、教育制度も日本人の精神のあり方もアメリカに言われるままに作り直してきた結果、日本と日本人の自立が損なわれ、甘えと欺瞞を助長してきた。
 かくして、かつて日本人の美風であった礼節、勤勉性、忍耐心、公徳心、名誉を守る信条、勇気といった固有の心と魂が雲散霧消してしまった。かわって、今の若者たちも大人たちも持っているのは、自分さえよければそれでいいという私利私欲主義、目前の損得主義である。
 と同時に、国家観を失った日本人にとって、社会の夢と自分たちの夢が乖離し、日本人としての生きる目的を社会の中には見出せなくなった。個々で夢を探せといっても、夢は本来、社会との関係性の中にある。結局、行き着く先は自分がよければとなってしまい、これがまた利己的な行動に結びついていく。
 不登校の児童、生徒が増加しているのも根は同じである。自国の歴史と自分たちの祖先にプライドも尊敬の念も持てない親たちに育てられた子供たちが、まともに勉強し、周囲の人々と交わりたいと思うはずがない。

●今日、日本で毎日のように繰り広げられている惨劇は目を覆うばかりである。酒鬼薔薇事件が起こり、われわれを震撼させたのはわずか6年ほど前だ。以来、新聞を開ければ連日のように、少年や両親による殺伐とした事件が報道されている。親殺し、子殺し、通り魔殺人事件、幼児虐待‥‥。病院では何の罪もない患者が、腹いせのために殺害され、道を歩いている無関係の人まで、むしゃくしゃしたというだけの理由で巻き添えになる。
 日本人の道義は地に堕ち、今や凄惨な事件にもわれわれは不感症にすらなりつつある。動物でさえ、親子の愛情は山よりも高く海よりも深い。現在の日本人は畜生以下である。私の知る限り、過去に日本民族の精神がここまで破壊されたという歴史はない。(中略)

◆後生に光り輝く日本を

●日本が亡国の危機に直面していると言っても、大半の人が信じないのではないかという危惧を感じながら、今、筆を執っている。実は、それがもっとも大きな危機であるとも言える。
 危機が迫っているのに、危機を感じない。京大教授・中西輝政氏は、その原因を見事に喝破している。

 「危機感がない」原因として考えられるのは、戦後の日本人の中に占領政策といいますか、このままアメリカがあつらえた憲法とか教育理念を後生大事に続けていれば、いずれ日本国・日本国民の精神はなくなってしまうという危機意識をもっている人たちが多くいるにもかかわらず、前に立ちはだかる「タブー」の大きさに怯えてしまっていること。戦後日本の特殊な政治、社会、経済の価値観について民族としての自覚をもって危機を唱えられない、子孫に伝えられないということがあります。

●日教組の誤った教育をセーブできず、無日日本人のあふれる日本にしてしまったわれわれの世代の責任は大きい。今の50代以下の人々や孫の世代から「こんな日本にして」と責められても仕方がないと思っている。
 無日日本人にしてしまった若い人々にも、謝罪しなければならないと思っている。日本の精神が土台から腐るまで放置しておいた責任を今、私はヒシヒシと感じている。
 日本という国家の崩壊は、止めようのない激しい濁流となって日本民族を飲み込もうとしている。民族の融解は、もはや完遂段階まで来ているのかもしれない。日本は明らかに亡国の道を走り出している。ここでわれわれがいくら意を決したところで、徒労に終わる可能性も高い。
 なら、そんな無駄なことをせず、左うちわで残り少ない余生を謳歌したほうがずっと利口ではないか、という忠告が私の周囲からも聞こえてくる。しかし、この先、我が祖国が、我が日本民族が消滅しようとも、生きている限りせめて真実の声は残しておかねばならないと思っている。
 亡国の足音はひたひたと押し寄せている。日本崩壊の地鳴りが聞こえる。民族の滅亡の危機が、「第四の国難」の危機がすぐそこまで迫っている。


(私のコメント)
前野徹著「第四の国難」は2001年10月15日の日記でも紹介しましたが、昨日の埼玉県で起きた若い男女7人による集団自殺を見て、いよいよ日本にも「第四の国難」で指摘されたような時代が来てしまったことを痛感します。彼らがなぜ集団自殺したかの原因を探ると、ほとんどが無職でノイローゼ気味でありインターネットに入り浸っていた。

現在のフリーター人口は200万人にもなり、フリーター予備軍を合わせれば日本の若者の半数近くになるだろう。なぜならば日本の若者の半分は年金を支払っていない。厚生年金を支払っているような正社員ならば強制的に給料から差し引かれるから、年金を支払っていない若者はほとんどがアルバイト生活なのだ。

日本経済はバブルの頃までは慢性的な人手不足の時代であり、新卒者は金の卵と呼ばれていた。ところが最近は大卒や高卒の新卒者も半分近くが就職できない。あるいは就職しても三年以内に会社を辞めてしまう。あまりにも労働環境が厳しくて、甘やかされて育った若者には耐えられないのだ。

小泉内閣になってから景気対策というものは死語になってしまった。マスコミからも景気対策をやれという声は出なくなってしまった。だから小泉内閣は増税・財政再建路線という官僚ペースの経済運営で日本経済は死にかけている。窓を閉め切った車の中で練炭を炊いているようなバカな政策を竹中大臣がやっている。

日本の中小企業や地方経済は悲鳴を上げているにもかかわらず、マスコミは退場すべき企業は退場すべきと、会社倒産が構造改革と言わんばかりに報道している。ダイエーやUFJに対する金融庁や産業再生機構は締め付けを厳しくして解体しようとしている。時間をかければダイエーは黒字企業であり、UFJは資産査定を適正にすれば優良企業なのであり、不良債権は解決できる。

まさに日本自体の集団自殺を政府もマスコミも喜んでいるかのようだ。なぜそうなるのか、民主主義で選ばれた政治家も、マスコミも国民の声を反映せず、外国勢力の巣窟となり彼らの手先が日本の政権を握ってしまっている。嘘だと思うのなら小泉首相はアメリカ政府高官から指示されて、自らは何も言わない。「イラクから自衛隊を撤退させたい」など言えるわけがない。

三年前の10月15日の日記では次のように書きました。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu28.htm

《中国と韓国の対日非難は戦後間もない頃よりも、最近のほうが強くなってきています。一連の対日非難は外交カードとして有効だから事あるごとに理由を見つけて非難してきます。日本ならいくら攻撃しようが報復はしてくる心配がないから安心して日本叩きが出来るのです。そして首相自ら謝罪にやってくるのですから、ますます対日非難が強まる。

このような中国と韓国の行為は一種のゆすりたかり行為だ。それだけで日本の政治家は友好親善の為に大金をばら撒いてくる。日本の政治家は何の為に繰り返し謝罪外交を繰り返すのだろうか。政治家個人になにか弱みでも握られてそうせざるを得ない理由があるのだろうか。日本の政治家がこのように頭を下げてまわる姿を見て、中国、韓国のみならず日本国民からも馬鹿にされるだけだ。

このように「侵略国家日本はけしからん」と言いつづけ、政治家が謝罪を繰り返しつづけることで、日本人の精神を蝕み二度と立ち直れないように、日本人の心にマインドコントロールをかけつづけているのだ。アメリカにとっても東京裁判史観を植え付けるのに都合が良い。日本を戦争犯罪人として断罪しつづける事により、アメリカも日本を思いのままに扱えるからだ。

そのために日本のマスコミは、アメリカをはじめ中国や韓国の言うがままに書きたてる。日本の内閣改造が行われるたびに、新大臣に朝日新聞記者は一人一人に「靖国参拝はするか」と質問をする。その結果を中国へ報告して中国政府高官の談話を載せる。このように日本政府高官の動向は日本のマスコミに監視され中国、韓国、アメリカに報告される。日本のマスコミは外国の諜報機関の手先に成り下がっている。》

残念ながら三年たった今もこの状況に変わりはない。先日のTVタックルにおいてもハマコー先生は「アメリカにNOということは許されない」と断言していた。おそらくこれからもアメリカにNOと言える首相は出てこないだろう。すなわち日本はこのままずっとアメリカに搾取され続けて、アメリカのドルを永遠に買い続けるのだろう。財務省の官僚も彼らの手先なのだ。

 次へ  前へ

議論19掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。