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(回答先: 状況的に日本とそれほどの違いがあるとも思えません。民営化後の経営陣のあり方 投稿者 hou 日時 2004 年 10 月 06 日 21:08:06)
>hosさん
どうもです。
【そのような、認識ではお客さんを集める店舗の開発などおぼつかないとおもいます。】
との事ですが、誰に対する投げかけでしょうか?
Kはとりあえず、「郵政民営化=竹中大臣のコンビニ郵便局構想」は失敗するという立場です。それを成功させる視点での方法論もしくは分析論は「賛成派」が提示するべきでしょう。確かにセブンイレブンが一人勝ち状態なのは正しい分析です。
ただし、そのセブンイレブンにしても既存店は頭打ち状態で収益が上がっているのは「新店舗」のみでスーパーの開店時間延長などが行われている都市部を中心に収益力は落ちる傾向のようです。
「セブンイレブンが他のコンビニより勝っているにしてもコンビニは飽和状態」であり、「多くの人は商店に利便性と価格的な安さ」を求めている事は確かだと思います。
そこに「コンビニ郵便局」を投入するのは無理とKは主張しているのです。
【そのような店舗開発をする経営陣が必要ですし、システムが必要です。】
というのは同意です。ただし、現在の「郵政公社の経営陣」や「政府の民営化推進勢力の議員で構想案を作る者」には「その実力のある人材がいない」とKは考えます。
先にも書きましたが「コンビニ郵便局」には【郵便局には国の信用を残さないといけない】のならば、それは足枷でもあるのです。
よって【中途半端な郵便局コンビニは失敗するでしょう。】
となるわけです。
【竹中さんが目指しているのは、郵便部門は半分は官営でもいいとおもっているのでしょう。】
の部分はそうだとも思います。しかし、収益が見込まれる部門を全て解放して「郵便部門」のみになった【国際法にのっとって作られた物流網】が黒字経営は厳しく、税金の投入が行われるか、全国ネットが崩れると主張しているのはKの方です。【郵便部門は半分は官営】という【中途半端な郵便局コンビニは失敗する】のでは無いでしょうか?
【そのような意味でも、郵便局には国の信用を残さないといけないからです。】
の部分は前の議論の「郵便事業の民間圧迫」に当たるのでしょうか?
この場合の信用は「国際的な約束事項」に当たりますので「国内流通郵便において」は余り意味はありませんし、全国均一サービスを国際的に約束出来ない宅配業者ならば「国際郵便に参入する資格も無い」ので、これが「民間圧迫」に対する意見でしたら破綻していることになるでしょう。
前のレスに書きましたが郵便事業のシェアは6%程度です。「国の信用」が国内においては役に立っていない証明だと思います。
最後になりますが、今(民営化賛成論者にとって)問題なのは【三事業をどのように分離し、郵貯だけをとりだして集中治療室に(金融庁の監督下)置くか】であろう事は理解しています。ただし、その事によって「明るい見通し」を提示するのが賛成論者の義務なのです。
今回はhouさんを「賛成論者」としてレスさせて頂きました。(実は文章から賛成論者との確証を持ってはいません)間違いでしたらお詫びしておきます。
ただ、ご意見が賛成論者としてのものでしたら、理論破綻していると思われます。
賛成論を述べるならば、「否定論を論破するか」「明るい見通し」を提示するべきです。
「Kの考察の未熟さの指摘」や「Kより深い考察をしている事」を主張されても賛成論にはならないのです。
では