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(回答先: 改憲問題を考察する。 改憲論者は思考停止に陥っているのかもしれない。 投稿者 考察者K 日時 2004 年 10 月 04 日 23:04:55)
補足として、少し続けます。
「どこかが攻めてきたらどうするのだ?」という意見についてです。
もし仮に「国際社会の反対を押し切って攻めてくる国があるならばそれは『アメリカ』でしょう」
すこし、世界情勢を考えれば「今、世界中でも無茶な行動を強引に出来るのは『アメリカ』以外にはいないのです」
それ以外の国の立場に立ってみれば「日本という国を手に入れる事でアメリカを敵に回すのはリスクが大きすぎるのです」
仮に日本の近くに「簡単に占領できそうな国」があったとして日本がその国を攻める事があるでしょうか?多分「平和憲法」に関係なく、現在の世界情勢の中では攻められないでしょう。
しかし、有事は起こるかもしれません。起こる可能性は2つです。
1 アメリカが何らかの理由で攻めてくる。
今起こっている戦争は「イスラエル絡み」と「独立民族の紛争」、そして「冷戦構造時のアメリカ政策の『後始末』です。
アルカイダもイラクも対ソ政策でアメリカの行った政策の後始末なのです。場合によっては「コントロールが効かなくなってきた子分の制裁」という意味では「次は日本かもしれません」、北朝鮮問題絡みで日本に無理難問を押しつけ日本を疲弊させるとか、「戦争をしなければやっていけない軍事産業の要望」で「無理矢理日本に火種を作る」という可能性はゼロではないでしょう。
その場合、自衛隊の増強はどれほどしても被害が増えるのみです。勝ち目があるとは思えません。そもそも、米軍は日本国内に駐留しているのです。
2 自衛隊がクーデターを起こす。
過去に何度か軍事クーデターは起こり掛けました。おそらくは「アメリカ以外の国が攻めてくる確率よりはクーデターの確率の方が高い」でしょう。
どうも、改憲論者が言う「どこかが攻めてきたらどうするのだ?」
には「自衛隊が反乱を企てたらどうするのだ?」とか「在日米軍が攻めてきたらどうするのだ?」という視点がない気がします。
確率的には多分、後者の2つの方が高い気がします。