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(回答先: 「日本語の起源は韓国語だ!」 2004年9月2日中央日報(韓国の歴史捏造はいつまで続く) 投稿者 TORA 日時 2004 年 9 月 03 日 00:05:45)
アーリアンとは何か―その虚構と真実 津田 元一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4409510223/3w-asin-asyuracom-22/250-6341962-4673044#product-details
老獪かつ陰惨な文化謀略の例として,ドイツ人ヴェーダ学者マックス・ミューラーと英国植民地教育官僚マコーレーの
共謀に発する「アーリアン学説」を取り上げている本を紹介します。
マックス・ミューラーは、宗教経典であるヴェーダの学者としてインドを訪れる事もなく、オックスフォード大学で英国の
植民地支配に都合の良い構造にインド人の観念を組みかえる学説を、戦略的に捏造したとの事です。
(ミューラー自身その“学問”としての誤りを後年認めている。しかし、これを手掛かりにナチスも発生した!)
日本のインド学も、欧米崇拝的追従としてオックスフォード大学のミューラーの元に俊秀が集まり、それをコピーして来て
います。そのため、著名なヴェーダ学者辻直四郎氏(東大学長)、弟子の中村元氏も、その「アーリアン学説」の枠組みを
脱却できず、日本の教科書も、(白人系)アーリア人インド侵入と原住民族征服のフィクションになっているとの事です。
多くの翻訳を持つ辻氏のヴェーダ学等は日本で“権威”あるものとされているそうですが、インドの学者による註解等と
比較してみると、彼の翻訳をそのまま読み進めて大丈夫なのかと思います。
英国あるいは欧州発の文化的謀略として、えぐい一例と思いますのでご参考に。
同時代の岡倉天心やタゴールの痛みが、鮮明に浮かび上がってくると思います。
日中韓に東南アジア諸国、そしてインド… つまらん小競り合いしている時代ではないでしょう。