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(回答先: 冷静な判断で着陸中の衝突危機逃れたアシアナのクック・ジュンギ機長【朝鮮日報】また管制塔のミス? 投稿者 天地 日時 2004 年 11 月 12 日 20:40:38)
想像するに機長は空軍パイロットの経験があるんでしょうね。
以前台湾のチャイナエアラインに乗って帰国するとき、当時の羽田空港で着陸態勢に入った747が再度飛び上がり半径の短い旋回をしてから再度着陸体制に戻って着陸した。おそらくこの着陸ニアミスに近い事態だったのだと思います。
入国審査を済ませて外に出たときに、たまたま空港に居合わせたらしい報道機関の車からカメラマン達がクルーを取り囲んでいました。それで自分が乗っていた機が結構危なかったことを認識して初めて恐ろしくなりました。恐怖は事態が終わってからゆっくりと感じるものなのですね。
こういう管制官のミス誘導のようなものはProfessional Mistakeといって、誘導する立場の人に疑いなく従うことによって惨事を招くことがある。それを防ぐのは瞬時に感じた矛盾を正直に認め、次の判断と行動を起こすことです。
台湾機の機長も多分空軍経験者であったと想像します。危機管理能力とは不測の事態にプレッシャーを出来るだけ排除して冷静に対応できる能力ですが、空軍であれば不測の事態への対応だらけのシュミレーション訓練ですから、民間訓練の操縦士よりも瞬時の危機回避能力を体が先に動くように訓練されていることでしょう。