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(回答先: Re: 徹底検証!!マンモス復活は夢か?現実か? [TBS世界ふしぎ発見!2004/10/9(土)] 投稿者 隣人 日時 2004 年 10 月 10 日 00:23:33)
隣人さん、はじめまして。
5千年〜1万年前の歴史は恐竜の時代と比べるとそう遠くない、手が届きそうで届かない、しかしひとつの大発見があれば、科学的分析によってかなりリアルに当時の状況が解明される可能性がある時代といえそうですね。人類が文字情報を書き残す前の出来事も、伝説を介して古い歴史書や叙事詩などに手掛かりとなるようないっぷう謎の記述が残っていたりします。
アトランティスやノアの箱舟の大洪水なども近年、より高精度な調査が進められているようですし、超古代文明や絶滅した生物種の研究など、考古学者や古生物学者にとっては、探究と立証の意欲を最も掻き立てられる時代なのかも知れません。
「世界ふしぎ発見!」では現地の博物館やマンモスが発見される永久凍土など見せてくれました。テレビの良さはやはり実物の姿かたちを映像して見られるということですね。番組のマンモス復活についての結論は、前回ロシアから日本に運ばれた氷付けのマンモスの肉片からも完全な状態のDNAサンプルは採取できず、クローンを産み出すには破損したDNAを修復する技術が必要となり、その技術はあと5年から10年くらいで確立すると見込まれているということでしたね。
マンモスの語源については初耳でした。面白いですね。聖書ヨブ記の「ベヘモト」についてネット検索をしてみたら以下のような説明文が見つかりましたので引用しておきます。
ベヘモト Behemoth
陸の魔獣
http://urawa.cool.ne.jp/seraph/Behemoth.htm
ベヘモト、またはビヒモス(ベヒーモス)と呼ばれる。レヴィアタンと同様、海から生まれたが、あまりに巨大なため、二匹が共に暮らすことができず神はビヒモスを地上に上げデンデインという広大な砂漠に住まわせた。この二匹は最後の審判の日には互いに殺し合うことになっている。その姿は、「尾は杉の枝のようにたわみ、腿の筋は硬く絡み合っている。骨は青銅の管、骨組みは鋼鉄の棒を組み合わせたようだ。これこそ神の傑作、創り主をおいて剣をそれに突きつける者はない」(『ヨブ記』)と表されている。ベヘモトは本来は河馬のような姿をしていると考えられたが、イギリスの詩人ジェイムズ・トムスンが『四季』(1726年頃)で犀であるとし、ウィリアム・ブレイクもそれに影響を受けたベヘモトを描いたとフレッド・ゲティングスは述べている。
もっともその性質は、「山々は彼に食べ物を与え、野のすべての獣は彼に戯れる」とあり、穏やかであるらしい。しかしグリモアの伝統においてはベヘモトは暴飲暴食を助長するデーモンであり、サタンの別名であるとされている。
ルーツとしてはインドのガネーシャ神の姿が模されて生まれたともいわれ、後世になると、ビヒモスの名はイスラム伝承の「バハムト」に由来するとデーモン学者たちは推測するが、「バハムト」は巨大な魚であり、犀や河馬にイメージされるベヘモトと、ルーツに共通点があったとしても、それは名前の点だけであると思われる。
『バルク黙示録』では、ベヘモトとレヴィアタンはともに天地創造の第5日目に創られ、ベヘモトは男性の魔獣として、レヴィアタンは女性の魔獣として結びつけられている。