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「ベヘモト→マンモス説」の訂正。
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/1287.html
投稿者 隣人 日時 2005 年 3 月 06 日 23:43:53: vTRc6NquZFvI6
 

(回答先: 感想など。Re: 徹底検証!!マンモス復活は夢か?現実か? 投稿者 ファントムランチ 日時 2004 年 10 月 10 日 18:06:54)

今ごろ、すみません。「ベヘモト」の件、とんだ記憶違いをしていました。
ネタとなった本をもう一度確認してみたところ、ベヘモト→マンモスという誤った説が、かつて
あったという紹介でした。すみません。本の原文を下に載せます。

-----------------------------------------引用-------------------------------------------
 18世紀に、ピョートル大帝がそのもちまえの好奇心から、この動物の正体をつきとめるために、
ドイツ人の動物学者をシベリアに派遣したことも記録に残っている。シベリアまで行けば、マンモ
スの死骸は始終どこかで発見されているわけで、そのメッサーシュミットという学者が行った時も
一つが氷の中から出てきたという報告があったが、これを見たものの話ではすでにそれが狼に食い
荒らされて、頭だけになってるということだった。ところが、その傍らに、その皮が砂丘の中から
つきでているのを別なものが見つけて、それが非常に厚くて長い毛でおおわれていることから、ど
んなふうに連想したのか、マンモスは旧約聖書に出てくるベヘモスではないかという意見をのべた。
 メッサーシュミットはこの説にすっかり感心して、これを採用した。ベヘモスは旧約聖書のヨブ
記などに出てくる巨獣で、それが河馬(かば)であることは当時すでに考証ずみになっていた。
そしてマンモスはオスチャーク族やヤクート族が、大地の下に住む動物という意味で使っている
ママントゥの転訛であるが、音の上でベヘモスに似ていないこともない。それでメッサーシュミッ
トの主張が一時はいれられて、マンモスはベヘモスからきたものであることになり、ベヘモスのア
ラビア語はメヘモスであるところから、ベヘモスがまずメヘモスになり、それがマンモスに変じた
のだという説さえおこなわれた。(「未知の世界-私の古生物誌」P42。古田健一 図書出版社)
----------------------------------------------------------------------------------------

愛知万博で、マンモスの頭の部分が公開されますね。ぜひ実物を見てみたいところですが、愛知、
遠いなぁ。

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