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(回答先: イラク戦争の米国への協力が日本の大義である、などというこのおぢさんの正体は一体??? 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 10 月 09 日 18:51:46)
ようするに、いまアメリカはドル帝国主義を守るために、世界中を相手にして複雑でタフな戦いを演じているのである。イラクの民主化という表向きの戦いだけでなく、公表できない裏側の戦いであるドル帝国主義を守るために、ユーロ諸国とロシアと中国という「目に見えない潜在敵」と必死に戦っているのである。そういった状況を計算した上でアメリカは、日本の本土に陸海空すべての司令部を日本に持ってこようとしているのである。そうすれば、アメリカ本土はミサイルの危機から回避できるからである。
なにしろ、アメリカが日本に売り込んでいるとんでもない値段のMD(ミサイル防衛構想)システムは、今のところ迎撃に失敗する可能性のほうが高いからである。もし私が小泉首相なら、「テロとの戦争には、いまさら在日米軍基地なんて時代遅れだからいらない。だから在日米軍駐留経費負担はすみやかに廃止したいと思う。もし段階的に駐留軍を撤退していただけるなら、浮いた在日米軍駐留経費で自衛隊を格上げして、自分の国は自分で守ります。できれば、ロシアや中国に取り込まれないためにも戦略核を持つことを許可願いたい」とブッシュ大統領に向かって、さりげなく言いたいと私は思うのだ。どうせダメもとなのだから…。
どうして小泉首相は、こんなやりがいのあるパフォーマンスに挑戦してみようとしないのだろうか?これをやれば間違いなくイチロウ以上に、目立つことが大好きなミーハー小泉純一郎首相が、全世界から注目される可能性大だと思うのだけどなあ。
http://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20041009.htm
コメント:「かつての大日本帝国によるアジア解放」と「現在の日本国の米国への屈従」とは、論理的には絶対に両立し得ない(かつてのアジア植民地解放の敵手であった米国が、日本の敗戦と同時にどうして「アジア解放」を「旗印」に「掲げて戦ったはず」の日本と同盟国になれたかの説明ができない>このあたりを元文を書いた自称「 国際派日本人養成講座」主催者は、巧みにはぐぐらかしている。>彼を追い詰めるには、この点の矛盾を突いてやれば簡単だろう。
本当に「自虐史観」を脱したければ、まずは対米隷属の現状を批判しなければだめだ。なぜなら、現在の日米安保体制そのものがポツダム宣言→占領→サンフランシスコ講和条約の枠内に厳然としてとらわれれいるからだ。
元文を書いた伊勢雅臣なる人物は、「戦前の日本の肯定」と「戦後の日米安保体制の肯定」という絶対的矛盾に突き当たったため、虚言を弄してはぐらかしを続けざるを得ない哀れな道化としか、この元文を読むと思えない(その論法の苦し紛れぶりには憐憫の情すら覚える)。
「愛国的」見地からの立論という点では、まだ千葉邦雄氏の方がはるかに見所があり、理路整然としていると私は思う。