現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ37 > 370.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 恐竜と鳥 「むしろ逆、鳥から恐竜が進化した?」 投稿者 月読 日時 2004 年 10 月 07 日 17:56:29)
恐竜→鳥進化のパラドックスの他に、
恐竜と体重に関するパラドックスというのもあるので、この期に投稿。
以下、特命リサーチ200XのHPより
――――――――――――――――――――――――――――――――
「巨大恐竜に隠された謎を突き止めろ!」 2004/02/22 報告
最新の恐竜研究 B行動
(前略)さらに、これまでのイメージを根底から覆す、信じがたい仮説がある。それは、「巨大恐竜は立ち上がることができなかった」というもの。アメリカのコンピューターエンジニア、テッド・ホールデン氏が、恐竜の体重と最大筋力を、生物学の「2乗3乗の法則」にそって計算した。
この「2乗3乗の法則」とは、例えば生物の身長が2倍になると、「最大筋力」は筋肉の断面積に比例するため、2の“2乗”の4倍になるが、「体重」は体積に比例するため、2の“3乗”の8倍にもなるという法則で、この法則によると、最大筋力は体重よりも大きくなりにくいことになる。
そしてホールデン氏の計算の結果、体重32tにもなる巨大恐竜アパトサウルスは、自分の体重を支えられず立ちあがることができなかったというのだ。これは体重32tに対して、最大筋力がそれを下回る31tという計算になるためである。しかし、巨大恐竜の足跡の化石は多数残されているため、歩いて生活していた事は事実。
では、この矛盾はどのように説明されるのか。
杏林大学保健学部の嶋津秀昭教授によると、「恐竜が生きていた頃の地球の重力が今よりも小さかった」と考えればこの矛盾が解決し、巨大恐竜が立って動き回ることができるという。確かに、恐竜が生きていた約1億年前の重力が現在の半分だったと仮定すると、32tの恐竜は体重が16tとなり、最大筋力は31tでも、動き回る事が出来る。
そして、宇宙航空開発研究機構の安部正真氏によれば、過去に地球の重力が変化していた事実はあるという。地層の分析により、6億年前の地球は、現在よりもずっと早く自転していた事が分かっている。そこから計算すると、46億年前の地球は現在の5倍ものスピードで自転していたと考えられている。自転速度が速い場合、遠心力が大きくなるため、結果的に重力は小さくなる。よって、46億年前の重力は、赤道付近では、現在よりも約10%小さかったと計算されるのだ。そこで恐竜の生きていた時代に重力が小さかったという可能性は考えられないだろうか。しかし、安部氏によると、恐竜の生きていた約1億年前の自転速度は、現在とほとんど変わらず、したがって、重力も現在とほぼ同じだったと推測されるという。
残念ながら、巨大恐竜が立てなかったという謎は、振り出しに戻ってしまった。だが、かつて地球の重力が変化していたということは紛れもない事実。今後、恐竜時代に重力が小さかったという証拠が見つかる可能性も否定できない。
近い将来、古生物学や物理学の発展が恐竜の謎を解いてくれるかもしれない。
http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20040222/r0833.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
最後が尻窄みの感があるが、恐竜時代の地球の酸素濃度は高かったという通説を踏まて、重力だけでなく、大気の濃度も現在と違って逆に高かった視点を加味すれば面白いとう。仮に恐竜時代の地球の大気が厚かった(=非常な高気圧条件下)ならば、例えば、浮力というか、そういう揚力が高まって、巨漢でも動き回る事ができるたのではないだろうかと想像する。愚考か。
これまで通り、巨大なやつは水辺で暮らしていたと考えれば楽っちゃ楽なんだけれども。