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羽毛持つティラノサウルス類化石発見で読売、朝日ともに、恐竜→鳥進化という従来どおりの通説を踏襲しているが、それではつまらない。鯨が河馬と近縁で祖先はかつて陸上で生活しており、また、水中で生活するジュゴンの祖先がかつて河馬のような陸上動物であった事を考えると、恐竜が鳥のようなものになったり、鳥のようなものが恐竜になったりする事があってもおかしくない。100万年単位で考えても生物の形態なんて結構変わるのに、1億云年前から現代までの間には想像もつかないような進化だってあるもしれない。強引。
以下、http://www.ffortune.net/symbol/12si/s05/dino-bird.htm より
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恐竜と鳥
●鳥は恐竜の進化したものか?
近年ひじょうに注目されているのは、恐竜と鳥がひじょうに近い関係にあるのではないかという説です。
恐竜と鳥はある意味で似すぎています。恐竜の骨格と鳥の骨格というのはひじょうによく似ており、恐竜のたとえばティラノザウルスなどの骨格に、翼を付けて嘴をつければ、あっという間に鳥の骨格になってしまいます。
また、鳥の骨は空を飛びやすいように骨の中が空洞になっています。(ケンタッキー・フライド・チキンを骨までかじってみると分かりますね^^)実は恐竜もこの鳥と同じ空洞の骨を持っているのです。
そこで、鳥は恐竜の末裔ではないか。つまり恐竜が鳥に進化したのではないかという説がかなり流布しており、恐竜に詳しくない人の中には、これをもう定説であるかのように誤解している人もあるようです。
●むしろ逆か?
私が最近面白いと思っているのは、この逆の説です。つまり恐竜から鳥が進化したのではなく、逆に、鳥から恐竜が進化したのではないかというもの。正確にいうと、鳥の進化過程の中で枝分かれした一族が恐竜になって繁栄したのではないか、という説です。(オルシェフスキー理論)
恐竜→鳥進化説の場合、さきほど述べた中空の骨がなぜ恐竜にあったのかというのが説明しづらいですし、恐竜の中に2足歩行するものがかなりあったことを説明するのも難しい。
そこで「dino-bird」というものがいたのではないか、という仮定をします。
dino-bird というのは dinosaurus(恐竜)と bird(鳥)から作られた合成語と思われますが、要するに今でいえばムササビのような、樹上生活者の爬虫類です。彼らはそういう生活に適合して骨が中空になって軽くなり、前脚は木の枝を「つかむ」ために手のように発達したと考えられます。
その彼らの一部は更に本格的に空に進出して鳥になり、一部は樹から地上に降りて2足歩行型の恐竜になったのではないか、というのがこの dino-bird仮説です。
そして、初期の恐竜はまだ十分空に適合していない内に地上に降りたものであり、後期の恐竜はかなり適合してから地上に降りたものではないか、という訳です。
これはなかなか面白い理論だと思います。
●恐竜は変温動物か?
恐竜は以前は爬虫類の仲間であるということから、現在の爬虫類と同様、変温動物であると考えられていました。しかし1969年ジョン・オストロムが画期的な恐竜恒温動物説を出して以来、多くの人が同調して、現在では恒温動物説を唱える人が優勢になっているように思われます。
恐竜はまだ極地などで凍結保存されているような「非化石」の死体が見付かっておらず、骨だけから変温動物か恒温動物かを議論するのは、かなり無理があります。
しかし恐竜と爬虫類が近いものと考えれば変温動物のようにも思えますが、むしろ鳥の仲間と考えた場合は、恒温動物でありそうな気がしてきます。
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