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(回答先: Re: 【 小泉純一郎は永遠です！ 】：：世論調査への疑問 投稿者 かばさん 日時 2004 年 10 月 05 日 14:09:20)
かばさん、こんにちは
＞ 今回の調査に対し、「組閣は不人気、が首相の支持率は上昇」との新聞見出しがあった。思うに、彼が何をしたのかとの評価とは別に彼の人気があるようだ。政治家の評価は、彼が何をしたのかで測るべきで、この点は、タレントのそれと異なるべきだ。
このタイトルは苦し紛れに着けたものだと想います。
なにしろ、私は今時の内閣支持率は机上で調整（書き換え）したものであると考えてますので。
高支持率を示す発表がなされると、それを鵜呑みにして、国民を馬鹿呼ばわりする投稿が目に付きますが、そんな人はマスコミの掌の上で踊っている人だと想ってます。
＞ そこでだ、世論調査は、回答者が過去に有権者としての権利（投票）を行使したか、これも聞いてなすべきだ。詳しく言うと、
＞ ① 前回選挙に投票したかどうか
＞ ② したとして、毎回しているかどうか
＞ ③ これからどうか
＞ この条件下で、調査項目の集計をすべきだ。
これは余り気にする必要がないと想います。
というのは、調査には有効回答率というものが伴ないます（近頃、それを発表してないのは気になりますが）。
多分、有効解答率は６０台ぐらいではないかと、想像してます。
とすれば、選挙での投票率とそれほどの大差はないでしょう。
つまり、選挙に行かない人は内閣支持率の調査に応じていない、と考えても不自然ではないでしょう。
たとえば、１００人に聞いて、その中の３５人が調査に応じなかったら（有効解答率は６５％）、残りの６５人から、支持の有無を聞いた事になります。
ここで、４６％の支持率としたなら、約３０人が支持していると表明したことになります。
ということは、１００人中、３０人の支持で、実際の支持率３０％となるわけです。それなのに６５人を１００％として発表します。
このギャップに気がつかない人が多すぎるのではないでしょうか。
この件に関しては、選挙の直前になると投票に、行くか、行かないか、という調査結果が発表されます。そこでは、だいたい、「行く」と「多分行く」を合わせると８５％もの高い数字が出ることがあります。しかし実際の投票率はその数字より、２０ポイントから、３０ポイントも低いものです。このギャップに注目すべきです。
調査に協力してくれる様に要請しても、拒否した者がかなりいた（拒否した者の多くは選挙に行く意思がなかったが、それを口にすると、また余計な質問が飛んでくるかもしれない、などと自分が責められる覚悟をしなければならない、と考えた人は調査に応じてないでしょう）。それなのに、調査に応じた者だけを％で現わした、と考えれば納得がいくでしょう。それと同じ事が内閣支持率の調査にも言えるのではないでしょうか。
とはいえ、私自身は最初に申し上げた様に、内閣支持率の発表数字を頭から信じていません。それはけしからんとことだというなら、第三者の立会いの下に調査した数字を発表すべきでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。